乃木坂46齋藤飛鳥、“インプット”へのこだわり「周りの意見を受け入れていくことがいかに大切か」
子供同士の会話
――本や映画といったカルチャー/アート以外でここ最近ハマっていることはありますか? なんでも散歩にハマってるという噂を聞いたことがありますが。
齋藤飛鳥 なんで知ってるんですか(笑)。
――散歩をするのはお仕事が終わったあとですか?
齋藤飛鳥 そうですね、お仕事が終わってから夜中に。昼間に出歩くのがそんなに好きじゃないんですよ。街中をひたすら3時間ぐらい歩きます。
――3時間というと結構な距離を歩くことになるんじゃないですか?
齋藤飛鳥 ただ、遠くまで歩くことが目的というわけではなくて。同じところをぐるぐるしてる感じですね。あまり道は詳しくないから、わかるところだけ。
――散歩をするようになったきっかけはあるんですか?
齋藤飛鳥 最近ラジオを聴くようになったんです。でもラジオを家で流していたんですけど、なにかをやりながら聴いているとそっちに集中してしまって話が入ってこないから、ちょっともったいないなって思って。じゃあ散歩しながら聴こうと思っていたらちょうどいい気候になってきたという感じですね。「じゃあ夜に散歩しよう!」って。
――あと、趣味の話からは離れますが、齋藤さんは人との距離の取り方が抜群に上手いイメージがあるんです。コミュニケーションにおいて、齋藤さんのなかでなにかメソッドのようなものはありますか?
齋藤飛鳥 いや、ないですないです。きっとコミュニケーションを養う場って学校だと思うんですけど、私は学校に行ってなかったからそれがよくわからないんですよ。だからそういうことはいま乃木坂46のなかで学ぶしかなくって、まさにメンバーのみんなに教えてもらっている感じです。
――可愛がられるのが上手い方だとは思っていたんですけど、後輩との距離の取り方も上手な印象があります。
齋藤飛鳥 後輩でしゃべったことがあるの、3人ぐらいですよ。
――さすがに3人ということはないと思いますが(笑)。同世代の方とコミュニケーションをとるのは難しい?
齋藤飛鳥 自分も含めて20代までは子供だと思ってるんですよ。だからあまり同世代の人と会話が弾んだことがないんです。子供と子供で話してもおもしろくならないんじゃないかと思っていて。基本的に大人の人の話を聞くのが楽しいから、年齢がちょっと上の方と話すほうが好きですね。
――知的興味や知的好奇心を満たしてくれるということですか?
齋藤飛鳥 そうですね。自分よりもいろいろなことに対して経験値がある方のほうが話していて楽しいです。
――そうすることで齋藤さんのセンスが磨かれていくところもあるんでしょうね。それに齋藤さんは勧められたものはなんでもトライしてみようというスタンスだから、それで双方に信頼関係が生まれるのではないかと思います。今日は齋藤さんのここ最近の趣味嗜好を聞いてきましたが、そんな齋藤さんの2018年の気分やモードを端的に言い表すとしたらどんな感じになりますか?
齋藤飛鳥 なんだろう……ずっと浅い眠りのなかにいたみたいな、そんな感じですね。
――浅い眠り、ですか。結構大きなお仕事をたくさんやられてきたと思うんですけどね。
齋藤飛鳥 そう言われるとただの生意気な奴みたいじゃないですか……ヤバい!(笑)
――フフフフフ、それだけ多忙な日々を送っていたということなんだと思います。来年のさらなる飛躍を期待しています!
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齋藤飛鳥=さいとう・あすか|1998年8月10日生まれ、東京都出身。圧倒的な美を奏でる乃木坂アスカパラダイスオーケストラ。冠番組でお絵描きしたシンデレラの作品は、解明不能の謎に包まれた「アスカの地上絵」としてファンの心に永久保存された。愛称は「あしゅ」。
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