乃木坂46山下美月「飛鳥さん、私たちに絶対興味ないと思いますよ」に、齋藤飛鳥「否定はしないです(笑)」
乃木坂46・齋藤飛鳥、久保史緒里、山下美月にインタビューを実施――。アイドルの世界だけでなく、成長していくために必要とされる“ライバル”という存在。かつての齋藤飛鳥も、ライバルとの距離感を意識し、その関係を受け入れてきた。そして、まさにその渦中にいるであろう3期生の久保史緒里と山下美月の場合はどうか? 乃木坂46の未来を担う2人に先輩から金言を贈る。 (BUBKAアーカイブ…今回は、2018年5月号より乃木坂46の3人をピックアップ。記事の情報は発売当時のもので最新のものではありません)
なぜこの2人か
――今回は初選抜入りを果たした久保さん山下さんの話を飛鳥さんに伺いながら、「先輩・齋藤飛鳥」像が見えてきたらと思いまして。
齋藤飛鳥 それ、需要なくないですか?
――いえいえ。惜しみなく先輩風を吹かせる姿を、ファンの皆さんは見たいと思うんです。
齋藤飛鳥 (怪訝そうな顔で)本当かなぁ?
――本当ですって(笑)。そもそも、なんで与田(祐希)さんと大園(桃子)さんじゃなくて、久保さんと山下さんなのかって話ですが、あの2人だと飛鳥さんとの絡みが少し想像できる部分があるじゃないですか。
齋藤飛鳥 ああ~。うんうん。
――その2人との絡みも、もちろん面白いんですけど、久保さん山下さんとのやりとりは想像つかないので、そこで飛鳥さんがどういう対応をしてくるかってところに興味があるんです。
齋藤飛鳥 なるほど。
山下美月 飛鳥さん、私たちに絶対興味ないと思いますよ(笑)。
齋藤飛鳥 否定はしないです(笑)。
――あははは! 早速、飛鳥さんらしさが出ていますね。とりあえず聞きたいのは、この2人にはどういう印象を持っているのかというところです。
齋藤飛鳥 いきなりきますねぇ(笑)。えっと……2人ともそんなに喋ったことがないから、本当にただのイメージでしかないんですけど。久保さんは……待ってくださいね、言葉を選んでいるだけであって、悩んでるわけじゃないので。
久保史緒里・山下美月 怖い……(苦笑)。
齋藤飛鳥 久保さんは深くはわからないですけど、ずっと鎖に縛られてるイメージ(笑)。
久保史緒里 やばーい!(笑)。
――いきなりきましたね(笑)。それはどういう意味なんでしょうか?
齋藤飛鳥 理想がはっきりありそうで……あ、今すごいダジャレ言っちゃった(笑)。
――ああ、「理想」があ「りそう」(笑)。面白いですね。
久保史緒里・山下美月 ああ~(笑)。
齋藤飛鳥 やめてください(苦笑)。自分の中に理想とかビジョンがありそうで、それに向かうためにいろんなものを捨てられそうだなって。もちろんそれはいいことだし、この職業にすごく向いていると思うんです。だけど、そこで仮に自分がちょっと苦しいなと思っても、その感情をしまい込みそうだなっていうイメージがあって。