乃木坂46佐藤楓「モデルさんになって いつかランウェイを歩いてみたい あれだけの時間を1人で独占するのはスゴイなって」
――今までの話を聞いていると、それほどアイドルに憧れていた感じもないし。むしろ芸能界に無縁な気が。
佐藤楓 将来の夢が何もなかったんです。周りの友達は卒業後の進路を決めていたんですけど、私だけ全然決まらなくて。ただ大学へ行って、バイトをして……そんな普通の生活が嫌でオーディションを受けてみようと。ちゃんと1つのことを頑張りたいなって。
――小学生の頃は勉強で、中学・高校はバドミントン。1つのことを突き詰めてきたじゃないですか。
佐藤楓 勉強は親から「受験しなさい」と言われたからやっただけで。自分で決断する機会が少ない人生だったんです。
――乃木坂46は、自らの道を選択した大きな一歩だった。
佐藤楓 そうですね。当時はまさか受かると思ってなかったので、合格した時はビックリしました!
――地元の友達と今も交流はありますか?
佐藤楓 今も連絡はとりますよ。地元というよりは、部活の友達が一番仲良いんです。ずっと一緒にしたし、家族よりも長い時間を過ごした関係で。乃木坂46のライブがあったら、わざわざ私のタオルやサイリウムを買って応援に来てくれるし、振手会にも足を運んでくれる。それがすごく嬉しいんですよ。メンバーからも「本当に良い友達をもってるよね」ってめっちゃ言われます。
――佐藤さんがステージに立っている姿を、友達はどう見ているんですかね。
佐藤楓 「可愛かった」「カッコよかった」と言ってもらえます。中でも「元気をもらった」の一言は特に嬉しいです。ライブじゃないですけど、部活の後輩から「先輩のブログ読んでます! 私も頑張ろうと思いました」と言われてジーンとしました。
――この前まで同じ学校に通っていた人が、今や乃木坂46ですもんね。皆さんにとっては希望の存在だと思いますよ。
佐藤楓 いやいや、全然そんなレベルに達してないです。みんなもそれぞれの道で頑張ってるし、私は私で乃木坂46を頑張ってて。お互いに違う場所で頑張っているのが良いな、と思います。