乃木坂46梅澤美波「すごいグループに何年かぶりに加入して、それでタラタラしてたら良くないし、先輩に申し訳ない」
乃木坂46・梅澤美波にインタビューを実施――。「梅は百花の魁」という言葉があるように、彼女が咲けば、暖かなみなみ風が吹く。スラリと伸びるしなやかな手足、透き通るような白い肌、完成されたルックス。グループの新たな美の象徴として開花し始めた、彼女の華麗な姿に見惚れてしまうだろう。(BUBKAアーカイブ…今回は、2018年3月号より乃木坂46・梅澤美波をピックアップ。記事の情報は発売当時のもので最新のものではありません)
嫌われる勇気
――梅澤さんは「3期生のリーダー的存在」というイメージが、ファンの間でもかなり定着してきたと思います。
梅澤美波 MCとかをやらせて頂いているので、そう言ってもらえることが増えたと思います。
――リーダーの仕事って大変だと思うんですよ。いくら他のメンバーからの人望があり、信頼関係を築けていたとしても、誰かを注意することって勇気のいることじゃないですか。そのあたりは気にせずに3期生を引っ張っていけていますか?
梅澤美波 怖いです。同期だし、同じ立場の人に何かを言われるのって、どう考えても嫌じゃないですか。だから初めはすごく戸惑ったんですけど、言わないとまとまらないし、いつからか吹っ切れて嫌われ役になろうと考えるようになりました。あと、注意するからには自分もちゃんとするようにはしてます。言えるだけのことはやろうと思って。
――いま「言わないとまとまらない」とおっしゃっていましたが、そもそもなぜ3期生をまとめたいという意識を持っているんですか?
梅澤美波 だって先輩を見ていて思うんですけど、すごいグループにいるじゃないですか。そのグループに何年ぶりかで加入して、それでタラタラやってたら良くないし、先輩にも申し訳ないし、3期生の中にも思ってはいても口に出せない子がいるのは理解していたから、言わないと始まらないと思って、そういう意識を持つようになりました。
――3期生も最初のうちはがむしゃらに目の前の壁を乗り越えていっていたと思うんですけど、梅澤さんの目から見て「慣れ」のようなものが良くない方向に出てきていることは感じることはありますか?
梅澤美波 慣れが出てきてるのはあると思います。慣れだけじゃなくて、与田(祐希)と大園(桃子)がセンターになって環境がガラッと変わってからは、そこで焦りが出る子とかも出始めてしまって。でも、みんないっぱいいっぱいだったから、口に出したらよくないと思ったので、行動で示したつもりだったんですけど、それがみんなにどう伝わったかわからないです。
――まあ、難しいですよね。それぞれいろいろな葛藤があったでしょうし。
梅澤美波 頑張り方は人それぞれだと思うんですけど、みんなの姿勢が『プリンシパル』のときと全然違うし、このままだと3期生は見捨てられちゃうんじゃないかなっていう危機感もあって。
――それだけ活動に真剣に向き合っていると、精神的に疲れたりストレスが溜まったりはしませんか?
梅澤美波 舞台期間とかは本当にずっとメンバーと一緒にいるから、それ以外はなるべくメンバーに会わないようにしていました。でも、そうすると話す相手がいないからずっと一人で考えちゃうんです(笑)。