ヒャダイン、DOAI VILLAGEで感じた限界集落の可能性
音楽の大奇才が「ひゃほう!」「カッキーン」「ぶわーっ」「ととのうーーー」とサウナで想う、妄想幻想etc.
新たな時代の幕開けだ! 群馬に生まれた新感覚
ども。こないだJRのオンライントークイベントに出演するために群馬県土合駅へ行って参りました。日本一のモグラ駅、と言われる当駅、ホームに行くためになんと約480段の階段をくだるという強烈な施設なのですがここが今サウナ界隈で熱いんですよね。いつか行きたいと思っていたのですが今回イベント前にサウナに入らせてもらえるというご厚意があり、ウキウキで馳せ参じました。 まず土合駅の改札をくぐると左手に「DOAI VILLAGE」専用入り口が。古めかしい駅舎から一転、一面の白銀世界の中にマシュマロのような白いテント的な宿泊施設が散見。土合駅の余ったスペースを活用したグランピング施設なんですね。夏ならバーベキュー、冬は駅舎の中で鍋が楽しめるらしいです。今回はイベントで日帰りなのでとりあえずサウナへ直行。雪の壁をつたいながら歩いていくとモクモクと煙が上がっている施設発見!! かわいらしいサウナ小屋のそばには薪が。ほう。薪サウナなんですねえ。それだけでもうととのっちゃいますね。受付してくれるお姉さんが優しく、まずタオルセットとポンチョとととのい椅子に案内してくれます。そして天然地下水は飲める、ということ、そしてロウリュ用の水は「そのへんの雪をつかんで入れていただいて大丈夫ですよ」と雪国ならではのライフハック。そして「薪を割ってみますか?」と薪割り台へ案内してくれます。薪をセットして斧を振りおろしたらパカーンと割れる木。これを燃やしてサウナを温めると思うと感慨ひとしおですね。自分の熱は自分で作る。Do It Yourself。持参した水着とサウナハットでいざ入らん! と先ほどのお姉さんが「地元の方が作ったアロマオイルです」となんと杉のアロマをくださいまして、ワクワクは天井超え、3℃ほどの外気も気にならず裸ではしゃぎつつサウナ室へGO。
肝心のサウナ室ですが3、4人ほど入れるキャパ。天井はりんごひとつ分くらいで熱を直に感じられる構造。そしてストーブはもちろん薪。手袋をつけて窯を開けて先ほどの木を放り込みます。そして熱されたサウナストーンにこれまた先ほど外でガサっと取った雪の塊をドカンと設置。するとサウナストーンがきゅーきゅー泣きながら徐々に溶けていきます。今まで氷ロウリュとかちょっと意味がわからなかったんですが、今回でやっと理由がわかりました。水ロウリュだと瞬間的にぶわっと蒸気が出てスーッと抜けていくのですが、雪だと徐々に溶けていくので恒常的に蒸気が出続けます。なのでずっと熱い!
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ヒャダイン|音楽クリエイター。1980年大阪府生まれ。本名 前山田健一。3歳でピアノを始め、音楽キャリアをスタート。京大卒業後、本格的な作家活動を開始。様々なアーティストへ楽曲提供を行い、自身もタレントとして活動する。
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