SKE48井上瑠夏「卒業された竹内彩姫さんと北川綾巴さんがグラビアを勧めてくれて」
――もう終わったから、たらふく食べてもいいですよ。本題に入りますけど、水着に挑戦したきっかけは何だったんですか?
井上 あのー、「るー会」というものがありまして。卒業された彩姫さんと北川綾巴さんと私の会なんですけど、去年、ごはんを食べた時、私が「新しいことに挑戦したいんですよね」と相談したら、グラビアを勧めてくれて。「超楽しいよ!かわいく撮ってもらえるし」って。でも、自分はプライベートで水着を着たことなんてないから、想像がつかなくて。学校の授業と、何年か前にチームSのバーベキューで着た日くらいかな。私にとっては未知の世界すぎて。でも、グラビアの先輩でもある2人が優しく導いてくださって、そんなタイミングでブブカさんから水着グラビアのオファーがあって、これはもうやるしかないんじゃないかと思って。光栄じゃないですか。お断りすることは頭になかったです。
――タイミングがよかったんですね。
井上 私はもう6年目だし、20歳だし、そろそろ変わらなきゃいけないんじゃないかと思っていて。ずっとこのままでいいのかな?と思っていました。ファンの方を飽きさせていないかなって。じゃあ、どう変わるかって考えた時に、茶髪にするか、グラビアに出るか。どっちがいいのかなって、まだお仕事ももらっていないのに、勝手に悩んでいました(笑)。
――個人的には井上さんの水着姿を見たいというより、ひと皮むけてほしいとずっと思っていて。
井上 それです! 私が言いたいのは。
――現状打破というか。
井上 それです! 私は現状打破したかったんです。
――全部、後追いじゃないですか(笑)。江籠裕奈さんが初めて髪を染める時、ページにしましたけど(本誌2018年10月号)、2番目だとインパクトに欠けますよね。
井上 私はどちらかというと、黒髪が好きなんですけど、メンバーに「茶髪にしないの?」ってよく言われるんです。優柔不断だから染めたほうがいいのかなって不安になったりもして。でも、染めることに興味がなくて。
――無理に染めても意味ないですよね。そんなにグラビアは遠い存在だったんですか?
井上 メンバーがやっているのを見ても、「わー、すごい」と思うだけでした。みくりん(田中美久=HKT48)さんのことは好きなので、グラビアとか写真集をよく見ていました。小栗有以(AKB48)さんの写真集も買いました。どんな感じなのかなと思って、今日を迎えるまでに研究してきました。