NMB48小嶋花梨、受け継いだリーダーとしての責任…元日緊急ミーティングの真相とは
――8期生への講義で、アイドルを目指していたかどうかを挙手させていましたよね。憧れて加入するのは自然な流れですけど、そうなると似たような傾向のメンバーばかりが集まってしまうという問題もあります。
小嶋 今、アイドルを目指す子って、ステージに立って、キラキラしたいというイメージを描いているんだと思います。そんな理想を描いているけど、入った途端に現実を知って、心が折れてしまう子が本当に多いんです。もっと可能性があるのに、自分の理想にこだわりすぎてしまう。それはもったいないと思います。
――8期生の密着動画で、スタッフさんが「その先の目標を見つけなさい」と話していました。それはその通りですが、それが一番難しいことでもありますね。
小嶋 私もその先の目標を持っていない人間です。アイドルを目指して、加入したわけでもないですし。でも、いろんなことに挑戦して、自分が何に向いているかを探したほうがいいとは思います。柔軟に考えれば視野が広くなりますから。目の前のことに囚われてどんどん視野が狭くなることもあると思うので。
――同じ劇場に通い、同じメンバーと会って、同じスタッフと仕事をしていると。
小嶋 はい。世界はもっと広いですから。同じ場所に籠っているだけでは何も広がらないですよね。
―― 一人のメンバーとじっくり話す対談企画もあります。
小嶋 私が話したいメンバーに声をかけています。一発目は深い話ができる方にしようと思って、加藤夕夏さんにしました。歴も長いですし、グループについて深く話せますから。
――他にもプランはありそうですね。
小嶋 いろいろな企業の社長さんと話してみたいです。今までリーダーをしてきた方、実績のある方から聞いてみたいなと思って。今まで48グループのキャプテン経験者とお話をしましたけど、もちろん得るものはありました。次は外の世界に出ていく予定です。
――インタビューの続き、アザーカットは発売中の「BUBKA4月号」で!
小嶋花梨=こじま・かりん|1999年7月16日生まれ、埼玉県出身。YouTubeにて、NMB48の今の姿をノンフィクションで映し出した、難波のカリント・イーストウッド。ガンマンのような素早さでファンのハートをキャッチする能力も兼ね備える。愛称は「こじりん」。