ココナに恋した全ての人へ…NMB48梅山恋和、アイドル人生に一片の悔いなし
――もし自分がNMB48に残るならという想像もしました?
梅山 しました。でも、高校卒業と同時にアイドルも卒業するっていうのを自分的には何年も前からぼんやり想像していて。それが自分的には理想というか、ベストだなって考えてはいました。
――親御さんとは話しました?
梅山 はい。でも、「自分のことは自分で決めていいよ」という感じで。「頑張りたかったらおっていいし、次の道に進みたいんやったら卒業してもいい」って。だから、最終的には自分で決意しました。
――決意した瞬間ってありました?
梅山 ありました。劇場の楽屋でした。去年の夏、(大阪城ホールの)ライブの練習を一人でしていて。そこで、ふと降りてきました。自分でもビックリしました。こういうのって本当に降りてくるんやと思って。
――去年、NMB48はグループ的に安泰ではなかったですよね。それとご自身の卒業とは関係がありますか?
梅山 直接関係があるわけではなくて、自分の場合は明るい前向きな卒業です。ここで甘やかせていただいてきたので、ずっといるわけにはいかないなという思いもあったりして。自立したいと思いました。
――そう思ってしまったら、もう止められないですよね。急に視界が晴れませんでした?
梅山 たしかに。急にスッキリしました。
――メンバーには誰にも言わなかったんですよね。
梅山 そうなんです。発表までめちゃくちゃ苦しかったです。同期や仲のいいメンバーに言おうかなと迷ったこともあります。でも、言ったらみんな止めてくれると思って。そうなると、自分の決意が揺らいじゃうじゃないですか。あと、誰に言った、誰に言ってないとかなっちゃうんで。だったら、誰にも言わんとこってなりました。