乃木坂46与田祐希からにじみ出る“祐希感”「勇気を出してバッサリ髪を切ってみた!」
山崎怜奈「乃木坂46山崎怜奈のクイズのじかん」
続きまして「#乃木坂電視台」?
31人目は、#山崎怜奈
「乃木坂46 山崎怜奈のクイズのじかん」
Qさま!!と同じくらいに緊張していますが、頑張ります☺️
by山崎怜奈#ABEMA#乃木坂46#やっぱ乃木坂だな#weare乃木坂46https://t.co/86tjUoR7ou pic.twitter.com/Y9kinJTDsd— 乃木坂46 (@nogizaka46) June 21, 2020
真・ザキペディア
今年の春に慶應義塾大学を卒業した山崎怜奈。乃木坂46の2期生になって8年目の上り坂と、radikoのプレミアム会員になって5年目のラジオ坂を共に歩んでいる。アイドルの偏差値だけでなく学力の偏差値もトップレベルであることは言うまでもない。
今回の46時間TVで山崎は『乃木坂46山崎怜奈のクイズのじかん』と題した企画を持ち込んだ。彼女を知る乃木坂ファンであればここで1つピンときたであろう。それは『乃木坂46山崎怜奈 歴史のじかん』(dTVチャンネル)という、歴史上の人物を毎週一人ずつ取り上げていく山崎の冠番組だ。この番組をモチーフにクイズ要素を足したものが今回の電視台と言える。
学校の教室に見立てたセットの中で、生徒役の高山一実、和田まあや、向井葉月、早川聖来の4人が解答者として参加。「皆さん、クイズはお好きですか?」山崎の優しい問いかけに、「はい! 好きです!」と全員が挙手していく。こんな先生がいたら僕だって「はい!(先生のことが)好きです!」と言うに決まっているじゃないか。クイズ番組『Qさま!!』でMCを務める高山と解答者の山崎が、ここでは逆の立場になっていたのが何とも微笑ましかった。
クイズのお題として最初に取り上げたのはフレデリック・ショパン。「ショパンの変なエピソードをクイズにしました。だってウィキペディアで分かる情報はテレビ的に面白くない!」。そう熱く語るザキペディアが一番伝えたかったのは、クイズを楽しんでもらいたいという気持ちである。ショパンを紹介するために事前に何枚も自作で用意しておいた手書きのフリップボード。それはモバメで公開している『れなちさんのノート』を思わせるような山崎の性格が表れた一面でもあった。あまりにもショパンに詳しすぎて驚いたまあやは「友達みたいだね」とつぶやく。坂本龍馬もマシュー・ペリーもフレデリック・ショパンも、故郷は違うが同じ時代を生きてきた3人。もしかすると山崎はこの時代を過ごした偉人の生まれ変わりなのかもしれない。
状況に応じて絶妙なワードのヒントを出し、高山の的を射る解答から、まあや、葉月、聖来の珍解答にまで素早くリアクションやツッコミを入れていく。電視台をテンポよく進行していく様子はまるでサッカー元日本代表監督イビチャ・オシム氏が選手たちに求めていた、瞬時に考えてスピーディーにパスを繋いでいく技術と想像力の世界! そんな試合を見ているかのような素晴らしいMCだった。もちろん山崎の頭の回転が速いということもあるが、グループでの活動を飛び越えて個人仕事で培った努力の成果とも言える。何せ山崎は短い時間の使い方がうまい。CBCラジオ『乃木坂46山崎怜奈の推しの1コマ』で、トーク・メール読み・曲紹介を10分枠に収める天才だ。
あっという間に10分が経過すると「え!? もう終わり? まだやりたい!」と生徒たちから惜しむ声が上がった。緊張の糸が切れたのか、「先生嬉しいです」と今にも泣きそうな表情。「クイズ番組の収録の10倍緊張しました。楽しんでいただけて本当に嬉しいです」この感想が全てを物語っている。こんな先生がいたら間違いなく楽しい学校生活を送れていたであろう。担任は白石麻衣、生徒指導は梅澤美波、隣の席に座っているのは北野日奈子、数学の先生は中田花奈。次々と妄想が膨らんでいくが、歴史の先生に最も相応しいのは山崎怜奈、彼女しかいない。
文/らりん一家のあっちゃん