乃木坂46岩本蓮加「メンタルが弱くないのがよかったなって 鉄のハートなので、私」
――自分に自信を持てないのは、この世界に入る前から?
岩本 いや、入ってからですね。
――現実を目の当たりにして?
岩本 そうです。乃木坂46に入る前は自信とかまだそんなことを考えたこともなかったし、ただ普通に生きているだけだったので。でも入ってからは、周りのみんながすごく輝いているのを見て、私はただの学生なんだなって現実を思い知らされて。もう乃木坂46に入って3年目だけど、いまだに何が自信につながるのかまだわかってないですね。ファンの方も握手会で「もっと自信を持って」と言ってくださるんですけど、私が考えるにはこんな下っ端の人が自信なんか持っていいのかな、自信を持っちゃいけないんじゃないかって勝手な思い込みがあって。
――先輩たちがそれだけすごいから、萎縮しちゃうんですね。
岩本 そうなんです。迫力があってキラキラしてるので、私はまだ持っちゃいけないって思いますね。
――でも、その先輩たちと同じ場所に選ばれたひとりなわけだから、絶対に自信を持っていいと思いますよ?
岩本 そうなんでしょうけど、ひとりになって改めて心が穏やかなときに考えると、乃木坂46に入れたことがそもそも自信につながるんだろうなってことはわかっているんですけど、そこから何か行動に移せていないなっていうのはありますよね。
――そういうところが3年目の大きな課題かもしれませんね。
岩本 そうですね、少し自信につながるものを探したいなって思いますね。