宮田愛萌「この衣装が好きすぎて」煌びやかなワンピース姿で登壇

アイドルグループ「日向坂46」の元メンバーで、卒業後は文筆家としても活躍の場を広げる宮田愛萌(みやた まなも)が、4月21日(月)に写真短歌集『わたしのをとめ』(短歌研究社)を発売。自身の誕生日でもある4月28日(月)、都内でお渡し会イベントを開催し、その直前、報道陣のインタビューに応じた。
2023年アイドル歌会短歌研究員就任以降、短歌甲子園をモチーフにした『春、出逢い』(講談社)を発売するなど執筆活動を精力的行ってきた宮田。縁の地でもある宮崎日向市の短歌甲子園審査員など、短歌の良さを少しでも発信できるよう活動中だ。本作は、和装・洋装を着た本人写真と短歌のコラボ作品。制作全てを本人が監修し、さまざまな分野のプロフェッショナルが集結して出来上がった渾身の1冊となっている。
現代を生きる、わたし。想像の世界のをとめ。リアルと仮想をつなぐ短歌、撮り下ろし写真96点と新作50首が収録される。
今回の“写真短歌集”について宮田は「写真と短歌が入ってます(笑)。私が最初にイメージした世界観のプロットを書いて、それを皆さまに共有して、そこから衣装さんとかカメラマンさんとかメイクさんとかと『じゃあどういうふうにしていこうか』って相談して写真を撮りました。その記憶を踏まえて、私がその世界観で短歌を詠んだっていう本です」と、独特な作品の概要を紹介。
続けて「私の頭の中にいる理想の“美少女”みたいな乙女を世界観で表したいっていう、その人を表したいなっていうところからプロットが膨らんできているので、だから壮大っちゃ壮大なんですけど、結局全部私の頭の中のことなので、小さいと言えば小さいなと思います」と、補足した。
写真パートについて「これ着たんです!」と、取材会に着用した衣装をアピール。「これ実は衣装で、本当は世界観に合わないかなと思ったんですけど、この衣装が好きすぎて、でもこれを着たいなってずっと言ってたら衣装さんが『大丈夫だよ』って言ってくださって。そしてこれ頂いて『着ていいよ』って今日も着させていただきました」と、煌びやかな姿を披露した。
一方“短歌パート”について「最初は50首いけると思っていたんですけど、作り始めてみると意外と量が多いなと思って。それだけちょっと焦りましたね(笑)。でも意外と大丈夫で、なんならすごく楽しかったです。自分のイメージしたものを短歌にしていく工程とかががすごく楽しかったんですけど、ちょっと被らないようにとか、私の中では景色は違うけれども言葉にすると似てしまったりとかはするので、そういうのがないように、じゃあ角度変えてみようかなっていうふうにそこは工夫しました」と、創作の様子も伝えていた。
宮田愛萌プロフィール
宮田愛萌=みやた まなも|1998年4月28日生まれ、東京都出身。2023年、アイドルグループ「日向坂46」を卒業時にデビュー作『きらきらし』を上梓。現在は文筆家・タレントとして活動。小説、エッセイ、短歌などジャンルを問わず活躍する。ほかの著書などに小説現代エッセイ連載中『ねてもさめても本のなか』講談社、短歌研究エッセイ連載中『猫には猫の、犬には犬の』短歌研究社、著書『あやふやで、不確かな』幻冬舎、著書『春、出逢い』講談社などがある。









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