2021-12-18 06:00
乃木坂46生田絵梨花 10年間ありがとう…そして新しい“空”へ【卒業コンサート】
期生別ブロックに入ると、生田が各期のセンターに加わるというサプライズが用意されていた。ここで1期生は『白い雲にのって』を披露。優しくて柔らかいメロディーに包まれた、乃木坂46の初期を象徴する隠れた名曲だ。この曲はCDだと当時の1期生の幼くて細い歌声が聴こえてくるのだが、現在の1期生の大人になった歌声に10年の歴史を感じ、私は涙を流さずにはいられなかった。
また今回のライブで特徴的だったのが、ライブを盛り上げるトロッコの出番がなかったこと。炎が上がる特効もいつもより控えめだった。しかし、この舞台に派手な演出は必要ないと私は確信した。心に響く歌声・完全燃焼で踊ったダンス・ピアノの弾き語り、生田自身が最高の演出になっていたのだから。