櫻坂46守屋茜「後悔はありません。新たな道で焦らずゆっくり、ちゃんと夢をかなえる」【守屋茜渡辺梨加卒業セレモニー】
12月9日・10日、日本武道館にて「櫻坂46 1st YEAR ANNIVERSARY LIVE」が開催され、本公演をもって守屋茜、渡辺梨加がグループを卒業した。
ライブ終盤、ステージ上では二人の“卒業セレモニー”が執り行われ、それぞれ今の気持ちを手紙にしたためて読み上げた。守屋茜のメッセージは以下の通り。
今まで支えてくださった皆さまへ
2015年、欅坂46に加入し、2021年、櫻坂46を卒業します。この6年間で本当にたくさんの経験をさせてもらいました。ここにいなかったら、知らなかった感情ともいっぱい出合い、こんなに人生経験を歩けるなんて幸せなアイドル人生でした。
もちろん決していいことだらけだったわけではありません。自分だけではどうしようもできないことで悩むこともありました。けど、そのときはつらかったこともそういう経験があったからこそ、強くなれたこともたくさんあって、私の糧になっていきました。だから、起こる全てのことに意味があり、人を成長させてくれるのだと思います。今となっては本当に感謝しています。
最初の頃は、私ってなんなんだろう、どういう人間なのか分からなかったけど、そんな自分の活動を支えてくださる方のおかげで、少しだけ自分らしさというものを見つけられました。
欅坂と櫻坂を愛してくださった皆さまが、ずっと近くで見守ってくれたから乗り越えられたことがたくさんあります。そんなすてきなファンの皆さんと本当はもっとたくさんの素晴らしい景色を一緒に見たかったし、かなえたい夢もたくさんありました。けど、自分の性格はアイドルに向いてないと感じていて、何にでも正直で、うそがつけませんでした。もっともっと、賢く立ち回ることができたならと、私の力不足なせいで、この決断を選択してしまったこと、ごめんなさい。
けれど、いつ最後になっても後悔しないように、一つ一つのお仕事に全て本気で向き合ってきました。私がここにいて、今できることは全てやりきったと心から言えます。だから後悔はありません。新たな道で焦らずゆっくり、ちゃんと夢をかなえることができたらと思っています。
そして最後に、ずっとこれまで一緒に駆け上ってきた仲間でもあり、時にライバルでお互いに気持ちを分かり合える唯一の存在である大好きなメンバー、私たちのことを常に考えてくださり、一生懸命にサポートをして輝きを与えてくださった大好きなスタッフの皆さま、関わってきてくださった全ての方に、心から感謝を伝えたいです。
皆さんがいてくれたから今の私がいます。今まで本当にありがとうございました。大好きだったこの場所から私は離れてしまいますが、皆さんとこれからも心でずっとつながっています。そして、皆さんと会える日が来ることを願って、私も頑張ります。これからも応援よろしくお願いします。
守屋茜