「上島竜兵、出川哲朗以来」の人間バズーカ!麒麟川島も驚きの櫻坂46 守屋麗奈「れなぁ砲」が225万回発射『UDAGAWA GENERATION』
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2月19日(水)、櫻坂46が11thシングル『UDAGAWA GENERATION』をリリース。発売日当日にはメンバーが渋谷区宇田川町にある「SHIBUYA TSUTAYA」を訪れ、展示されているパネルなどにメッセージを記入。初日売り上げはグループ歴代2位を記録している。
タイトルが先行して発表され、その後選抜メンバー、音源、MVが公開。センターは4作ぶり4度目の二期生・森田ひかるが務め、前作の『I want tomorrow to come』とは異なるアッパーでハイテンションな曲調や歌詞から、櫻坂46の新たな一面を感じさせた。
MVは「サーカス小屋の団員」をテーマに、櫻坂46としては初のワンカット撮影で制作。グループの特徴である高難度のダンスやフォーメーション移動だけでなく、小道具の運搬などもメンバーたちが行うため、普段以上にやることが多いMVに。キャプテンの松田里奈は『THE TIME,』で「本番前のリハーサルで6時間かかった」と語っていた。
MV公開直後、Buddies(櫻坂46ファンの総称)の間で3つのポイントが話題に。1分50秒~1分53秒での「れなぁ砲」、2分24秒~3分10秒の奇抜なメイク&ファッション、そして全体を通してメンバーのテンションが高い点だ。
1つ目の「れなぁ砲」とは、セットの大砲が発射されると同時に、ワイヤーに吊るされた二期生・守屋麗奈が飛んでいくシーンのことを指している。空中でバタバタしながら飛んで行き、そのまま段ボールのセットに突っ込むのだが、その間も長回しは続いているため、森田の背後には段ボールに埋もれて動かない守屋が映り込んだ状態に。そのシーンがあまりにもシュールだったことから、「れなぁ砲」と命名された。これまでBuddiesがSNSなどでMVの再生回数を「桜」にちなんで「〇〇満開」と投稿していたのを、今作では「れなぁ砲〇〇万回発射」と投稿したところ、Xでトレンド入りを果たしており、守屋も「SHIBUYA TSUTAYA」のパネルに「#Buddies砲発射してくれてありがとう」とメッセージを書いて反応している。
さらに、このシーンについて櫻坂46メンバーが度々出演している『ラヴィット!』(TBS系)MCの麒麟・川島明も注目。「れなぁ(守屋の愛称)がバズーカで撃ち放されていましたけど。あれやられたのって、上島(竜平)さんと出川(哲朗)さん以来ですよ」とコメントしており、芸人の観点からでも驚きの演出だったようだ。
2つ目の奇抜なメイク&ファッションは、MVのテーマである「サーカス小屋の団員」が本番用のビジュアルに変身したもの。メンバーも予期せぬことだったようで、今シングルで初選抜の三期生・石森璃花はブログで「奇抜なメイクや衣装にびっくりした方いらっしゃるのではないかな~。私もフィッティングからびっくりした!笑」と語っている。
このメイクや衣装に関して、二期生・藤吉夏鈴がインスタライブで裏設定を明かしており、「あれは舞台の本番みたいな感じなんですよ。それ以外のシーンが練習風景で、本番気合入れすぎて空回りしてやり過ぎちゃいました、みたいな。確かに、急に化け物メイクみたいなメンバーが出てきて『え、何これ?』ってなるよね」と、ファンの反応を踏まえて解説。1人あたり2時間ほどかけられたメイクに藤吉は、「一瞬誰か分からない。松田が一番分からなくて、『あんな人いたっけ? うちのグループに』って思った」と振り返っていた。
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最後に、この曲全体を通じてメンバーのテンションが高くパフォーマンスしている点に触れておきたい。発売日当日の藤吉のブログには、「この時はこんな顔してみようとメンバーと話しながら作ってます。そんなこと今までなかったので、新鮮です。おちゃらけもたまにはいいかも! って思えるのも多分23歳になったからです。遊び心も持ちながら活動できたらいいですね」と綴られている。
この言葉通り藤吉は、MV序盤から笑顔でテンションが高く、決めポーズでは満面の笑みに。1分00秒~1分10秒で藤吉・森田・山﨑の3人がキャッチーな振り付けを全力で楽しむ姿は、これまでの鬼気迫る表情とパフォーマンス力で圧倒するのとは違う一面だ。振り付けには守屋の代名詞であるぶりっ子ポーズの「コツコツ」や、メンバーから「ダサかわいい」と言われている、松田の「ウルトラマンのようなファイティングポーズ」などが確認でき、遊び心も感じられる。リリースに向けて『CDTVライブ!ライブ!』(TBS系)や『Venue101』(NHK)などの音楽番組で披露されると、SNSでは「夏鈴ちゃんの笑顔が眩しい。みんな楽しそう」や「櫻坂46の幅の広さに翻弄される」など、これまでの楽曲とは違った角度からの感想が多く見られた。
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曲調や雰囲気が一新された中でも、櫻坂46の柱であるダンスレベルの高さは健在だ。0分35秒~シーンでは、森田を中心に守屋、谷口愛季、的野美青、山下瞳月の5人が片足でジャンプしながら踊るのだが、ダンスの一体感とブレない体幹の強さが際立っている。アップテンポな曲調から跳び続ける振り付けが多いが、メンバーたちは常に笑顔で、決めポーズではピタッと静止。彼女たちの動と静のメリハリが利いたパフォーマンス力によって、一見するとコミカルな印象で終わってしまいかねないダンスを洗練させた作品へと昇華させている。
6thシングル『Start over!』から始まった櫻坂46の第二章は、2024年の『何歳の頃に戻りたいのか?』『自業自得』『I want tomorrow to come』を経て、2025年の『UDAGAWA GENERATION』で新たな扉を開いた。その中でも新しいものをパフォーマンスで追究し続け、発信していく姿勢は変わらない。春の全国ツアーや東京ドーム&京セラドーム大阪での計5days公演を控える櫻坂46が歩んでいく2025年が楽しみだ。