「あの時は怖かった」櫻坂46最後の一期生 小池美波が、欅坂46からの9年間が刻まれた衣装を前に語る『二人セゾン』秘話
1月14日(火)、櫻坂46の一期生・小池美波が公式ブログにてグループからの卒業を発表した。これにより、前身グループである欅坂46発足時からのメンバー全員が卒業することになる。
そんな小池は、11日(土)に櫻坂46の公式YouTubeチャンネルで公開された「【初公開】櫻坂46の衣装倉庫に小池&齋藤が潜入&着用!」に、昨年9月に卒業発表をした同期の齋藤冬優花と登場。歴代衣装が保管されている倉庫をリポートしながら、欅坂46時代の制服にまつわるエピソードを語り合うなど、当時からのファンやBuddies(櫻坂46ファンの愛称)も注目の内容となっている。
「1個ずつ見ても全部どれか思い出せるよね」と語る2人。欅坂46の1stシングル『サイレントマジョリティー』から3rdシングル『二人セゾン』の衣装が並ぶ光景に、「これはヤバいね!」と興奮気味に語る2人の姿が印象的で、当時の思い出やエピソードを振り返ることができる貴重な機会となった。
約9年前のリリース楽曲『サイレントマジョリティー』の衣装が綺麗な状態で保管されていることにも驚きだが、その中から毛玉が多い1着を発見した2人は、衣装が何度もこすれるほど一生懸命にパフォーマンスをしていたメンバーを予想することに。小池からは「ぺーちゃん(渡辺梨加)」、齋藤が「尾関(梨香)とか、(原田)葵とからへん」と、卒業メンバーの名前が次々に挙がる中、正解が守屋茜だと分かると、小池は「あかねん(守屋の愛称)だ、確かに! この毛玉は頑張った証です」とリアクション。懐かしい名前や愛称が聞けるのも今回の動画の魅力だった。
3rdシングル『二人セゾン』は、それまでのシングルで2作連続3列目だった小池と齋藤が1列目に抜擢された、2人にとって思い出深い楽曲。当時、齋藤はブログで選抜発表時の葛藤を綴っており、小池はセンターの平手友梨奈の不在時に、間奏の平手のソロダンスをアドリブで披露。「(平手の)ソロダンスを守りたかった」と語っており、彼女の思い切った行動はファンの記憶に深く刻みこまれた。動画内で齋藤が「私とみい(小池の愛称)は思い入れが深いんじゃないですか?」と尋ねると、小池は「あの時は怖かった」と笑顔で答えており、今となっては良い思い出になっているようだ。
また、4thシングル『不協和音』では、センターポジションの衣装だけ左肩のエンブレムが欠けていることが明らかに。SNSでは「2017年の『紅白歌合戦』では欠けていて、その後は元に戻っていた」と当時を振り返る声が上がっており、欅坂46の根強い人気が感じられた。他にも、『紅白歌合戦』初出演時の衣装には、当時の円陣の掛け声である、「謙虚、優しさ、絆」の英語が刺繍されているなど、細部までこだわりが詰まっている。
一方、櫻坂46の楽曲衣装では2人が参加していない曲も多く、三期生楽曲の衣装に2人は「こうなってたんだ!」と新鮮な反応を見せていた。中でも、2023年の『紅白歌合戦』衣装には、小池が「私のあるんだ!」と驚く場面も。当時、小池は休養期間中だったが、彼女用の衣装も制作され、「MINAMI KOIKE」と名前入りアクセサリーも準備されていたのだ。衣装を担当したデザイナーがSNSで「いつだって急かす事無く待っているのです」と語る通り、たとえ一度きりの衣装であっても、不在メンバーの分も準備するというグループの優しさが垣間見える場面であり、動画内で小池は実際に着用した姿を披露している。
動画の最後には『サイレントマジョリティー』や『2人セゾン』など、欅坂46時代の衣装を着用してダンスも披露した小池と齋藤。櫻坂・欅坂46の約9年間を知る彼女たちだからこそ語られる思い出やエピソードが満載だった。SNSでは、「櫻坂チャンネルで一番エモい!」や「ふーちゃん(齋藤冬優花の愛称)が詳しいところまで知っているのが、グループを見守ってきたのを感じる」、「最後にみぃちゃんの紅白衣装を見られて嬉しい」などのコメントが集まっている。