「居てくれて助かった」乃木坂46 梅澤美波が目撃した、エース遠藤さくらの涙とメンバーの誓いが込められた17枚の年賀状
毎週日曜深夜24時15分から放送中の乃木坂46冠番組『乃木坂工事中』。1月12日の放送では、「年賀状グランプリ」企画の後編がオンエアされた。メンバー同士で年賀状を送り合う企画で、キャプテンの3期生・梅澤美波が最多の17枚獲得。この結果は、梅澤のグループ愛がメンバーに伝わっていることを証明すると共に、後輩メンバーたちの誓いが込められていた。
今回の企画でメンバーは、1人5枚以内で「2024年お世話になった人」宛てに年賀状を作成。梅澤宛ての年賀状には、彼女の言葉が支えになったというエピソードや感謝の言葉が綴られており、番組MCのバナナマン・日村勇紀の「キャプテンだから、信頼もあるんだよ」という発言には、メンバー全員が頷いていた。
5期生の一ノ瀬美空や井上和は、親しみを込めて「梅さん」という愛称で年賀状を送っている。グループを引き締める役割を担う梅澤は、時には緊張感漂う空気を作る一方で、ゲーム企画などではリラックスした姿なども見せている。そのギャップが後輩たちに親近感を与えているようだ。
そんな梅澤のギャップが垣間見えるエピソードとして、4期生の林瑠奈は『乃木坂工事中』の演技企画で、梅澤の高身長をイジった際、梅澤から「ちょっと後で怒ろうと思います」とヒヤッとする一言を言われていた。しかしその後、林は「梅澤さんから『いつでもイジっていいよ』と言われた」と語っていた。そんな林は、「大好きです。ずっと乃木坂にいてほしいです」とメッセージを送り、「もっと頼もしくなるので、今年もよろしくお願いします」と締めくくっていた。
林のように、今回の年賀状企画では“梅澤を支える”というメッセージを送る後輩メンバーが多い。梅澤を尊敬してやまない4期生・松尾美佑は、動画配信サービス「のぎ動画」の企画で梅澤とキャンプをしたことから、焚火の絵と共に「1人にしません。暖まって下さいっ」と、梅澤の心の拠り所でありたいという気持ちを表現。同じく4期生で、最新シングル『歩道橋』のセンターを務める遠藤さくらも「梅澤さんに手を差し伸べられる人でありたいです」と書いており、梅澤と手を取り合って、グループの未来を築いていくことを誓っていた。
そんな遠藤に対し、梅澤は年賀状を送っており、「去年、居てくれて助かったことが個人的に多かった」と感謝を伝えている。また、『歩道橋』の選抜発表後、遠藤が涙を流していたのを目撃するも、その後は一度も泣く姿を見ていないことから、「静かに熱く前に居てくれている」と熱いメッセージを送っていた。
2024年最後の『乃木坂工事中』で来年の抱負を聞かれた梅澤は、「必要な時に必要な言葉をかけてあげたい」と語っていたが、彼女の言葉は既にメンバーの支えになっている。SHOWROOM配信で5期生・池田瑛紗が「梅澤さんが、私たち後輩のことを『うちの子』と呼んでいる時に、胸がキュンとなる」と語っていたように、何気ない一言でもメンバーは梅澤からの“愛”を感じている。
『日経エンタテインメント! 乃木坂46 Special 2025』(2024年12月23日発売/日経BP)のインタビューで梅澤は、キャプテン就任2年目の2024年を振り返り、「メンバーたちが私に楽でいさせてくれる機会がどんどん増えていて。みんなが変わっていたことが1年目との大きな違いかもしれない」と語っていた。梅澤美波を中心にメンバー全員で支え合う姿勢が、“乃木坂らしさ”を生み出している。