ラフ×ラフ日比野芽奈「一緒に“キュン”のポーズもしてくれる」、新曲『超めっちゃ“キュン”でしょ?』発売インタビュー
佐久間宣行氏プロデュースのアイドルグループ『ラフ×ラフ』が、12月6日に12th Digital Single「超めっちゃ“キュン”でしょ?」をリリースした。サウンドプロデュースをTeddyLoid氏、作詞をチバニャン氏が担当し、ラフ×ラフのこれまでの活動と重なる部分の多い楽曲に仕上がった。新たな一面が見える新曲について、メンバーの佐々木楓菜、高梨結、夏目涼風、日比野芽奈に語ってもらった。
――タイトルも歌詞の内容もインパクトの強い曲ですね。
佐々木楓菜:はい。初めて聞いた時、最初の方はかっこいい系なのに急にフラメンコっぽくなって、その後、ちょっと“おちゃらけた”じゃないですけど、かわいい感じになって、またかっこよくなって…という感じで、「1A,1B,1Cがあって、間奏があって…」という定石をぶっ壊してくるような曲だなって思いました。
――確かに曲の構成が複雑でユニークですよね。
佐々木楓菜:はい。ラフ×ラフのバラエティーさとか佐久間さんが言っている“おもちゃ箱”みたいな感じをすごく再現してくれてる面白い曲だなって思いました。あと、チバニャンさんがYouTubeチャンネルに来てくださって歌詞の解説をしてもらったんですけど、“今飛び立っているところで、着地点はまだ分からない”というワクワクする部分を歌詞にしたと聞いて、ラフ×ラフっぽさを感じましたし、ますます好きになりました。
夏目涼風:タイトルだけ見たら、アイドルのかわいいところを詰め込んだ曲なのかなって思うんですけど、イントロからすごくかっこよくて、でもサビの部分の振り付けとかはまねしやすくて、「“キュン”でしょ?」ってみんなで一緒にできる感じなんです。歌詞の内容もラフ×ラフのこれまでの集大成的な感じになっていて、面白さもかわいさもかっこよさもあって、これまでに「納得いかなかったな」とか「目標達成できてないんじゃないかな」って思ったことがあったから今の私たちがあるし、だからこそ未来に向かって進んでいけるんだよ! みたいな希望を感じさせてくれる曲です!
高梨結:「100億点」とか、これまでの歌詞は佐久間さんやラフ×ラフにずっと関わってくださっている方に書いてもらってきたんですけど、今回は外部の方に書いていただいたので、そういう意味で、私たちもすごく新鮮に感じています。グループが結成されて少し時間がたちますけど、外からどう見られているのか、どう思われているのかはなかなか分からなかったりするんです。なので、このタイミングで、チバニャンさんに書いていただいたことで「今の私たちはこんなにキラキラして見えてるんだ」って思って、自信がつきました。
――構成が独特で、歌うと難しそうな気がしますが、レコーディングはどうでしたか?
日比野芽奈:難しかったです。ラフ×ラフの曲の中で一番難易度の高い曲でした。レコーディングでは、自分の歌割りの部分だけじゃなくて、全員が全てを歌うという方法だったんですけど、自分のパートじゃないところをどう歌ったらいいのか分からなくて…。感情もそうだし、歌唱的なテクニックも難しいし、かなり練習してからレコーディングに臨みました。自分のパート以外も歌うことで、歌詞の内容をより深く理解できたかなと思います。
――ちなみにどのフレーズが好きですか?
日比野芽奈:私は、落ちサビの「何度もつまづいた涙の過去はそう きっと明日を照らす」というところです。歌詞の内容は全体的に未来に向かって前向きな言葉が多いんですけど、ここでちょっと過去を振り返っているんですよ。私自身は1年目とか特にネガティブに考えてしまったり、反省ばかりしたりして、なかなか前に進めなかったことも多かったんですけど、2年目に入ってから大喜利や自分の大食いキャラとか、いろいろ確立するものができてきて、一時期書いていた「反省ポエム」もいい意味でやめることができて、前を向けるようになりました。そんな“泣き虫だった自分”も良いところとして取っておいて、さらに上を目指したいと思った自分と重なるんです。ラフ×ラフとしてもうまくいかないことも、くじけそうなこともたくさんありましたけど、これから先、未来に向けてステップアップするための糧なんだと思える歌詞だなって思います。
――ほかの方はどうですか? それぞれのお気に入りフレーズを教えてください。
夏目涼風:はい、私は「いつだってMAXに“キュン”」ですね。ここはみんなでそろって一緒に歌える部分で、振り付けも大好きなんです! みんなで大きなハートを作るダンスになっていて一体感があるのがいいなぁって。
佐々木楓菜:私は、サビの「解き放てば全てが順調」と「走り出した未来を信じて」という部分の歌割りを任せてもらっているんですけど、すごく高音のパートというのもありますけど、レコーディング直前まで、どんなイメージで歌ったらいいのかをめちゃくちゃ研究しました。歌詞の内容が私たちラフラフのことと重なるものなので、ネガティブに考えず、「明るい未来はきっと叶う」と信じて走り続けるしかないんだって思いましたし、そんな気持ちをレコーディングでも表現しようとしました。
高梨結:私は「ほとばしる熱い鼓動 ほらTake on me〜」っていうところですね。曲の真ん中当たりなんですけど、すごく盛り上がるところで、リリイベでもファンの方がすごく盛り上がってくれます。私たちはデビュー2年目で全然余裕とかはないし、焦りもありますけど、前に進みたいという気持ちは全員が持っていて、引っ込み思案な私も、情熱を前に出していきたいなという気持ちが芽生えてきているんです。そんな自分とリンクしているのでここが好きですね。
――配信前からリリースイベントも多く行ってきていましたが、ファンの方の反響は?
日比野芽奈:すっごい盛り上がりでした。リリース前で、まだMVが公開される前のリリイベでも曲を覚えて、コールやクラップなどを考えてきてくださって、「すでに発売されてるんじゃないの!?」って錯覚するくらいでした(笑)。
―― 一度聞いたら頭に残る曲なんですよ、きっと。
日比野芽奈:一緒に“キュン”のポーズもしてくれてましたし、ありがたいです!
高梨結:ラフり隊(ファンの総称)の皆さんからは「今までのラフ×ラフにないタイプの曲だから、『この曲、なんか違う』って思って耳に残りやすかったよ」って言ってくれます。
――今後のイベントやライブにおいても重要な曲の一つになりそうですね。
日比野芽奈:はい。一緒に踊って楽しんでもらいたいです。
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