乃木坂46・5期生が成し遂げたグループ初の「全員センター」という快挙!「最終兵器」岡本姫奈が受け取った最後のバトン
12月11日(水)にリリースされた乃木坂46最新シングル『歩道橋』。乃木坂46公式YouTubeチャンネルの生配信では、選抜発表&初パフォーマンスが披露され、MV解禁後は乃木坂46では珍しい黒の楽曲衣装と「冬」をテーマとした映像美が話題となった。その後、アンダー楽曲『それまでの猶予』と5期生楽曲『相対性理論に異議を唱える』のMVが公開されると、通算9曲目の5期生楽曲のセンターに注目が集まった。
毎週月曜日にYouTubeで生配信中の『週刊乃木坂ニュース』にて、MCの5期生・菅原咲月から、最新シングルの『歩道橋』でも5期生楽曲が収録されることが発表されると、SNSなどでは「ついにあの子がセンターか!」というコメントが多く見られた。
というのも、5期生楽曲は29thシングル『Actually…』から9作連続で収録されており、井上和センターの『絶望の一秒前』から始まり、MVが1500万回再生を突破した、菅原センターの『バンドエイドを剥がすような別れ方』、「乃木坂46 11th YEAR BIRTHDAY LIVE」の5期生ライブで初披露された、池田瑛紗センターの『心にもないこと』など、これまで同じメンバーがセンターを務めたことはなかった。表題・アンダー期別曲でセンターを経験したことがなかった5期生メンバーは1人だけだった。
そんな中で発表された5期生最新楽曲『相対性理論に異議を唱える』のセンターは岡本姫奈。自身初のセンター楽曲であり、これにより5期生11人全員がセンター経験者となった。6期生の加入が迫る中、乃木坂46史上初めて、期別メンバー全員がセンターを経験したことになり、11人への期待と注目度の高さが感じられる。
岡本は自身のブログで、「真っ先に、喜んでくれるファンの方々のお顔が思い浮かびました。やっと、やっと。1つ恩返しができた気がしています。本当に本当にありがとうございます」と綴っている。2023年3月31日から約7カ月の休養期間を経験している彼女は、5期生では参加楽曲数が15曲と最も少ない。選抜経験こそないが、13年のバレエ経験で培ったパフォーマンス力や表現力はグループ屈指の実力で、11月に開催された『36thSGアンダーライブ』では「同じものにならないように、試行錯誤を繰り返した」と、パフォーマーとしての誇りを持って存在感を放っていた。
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— 乃木坂46 (@nogizaka46) December 7, 2024
一方、普段の彼女はと言うと、五百城茉央がブログで「いつもケラケラと周りを明るくしてくれる」と語っているように、常に笑顔でハイテンションな姿を見せてくれている。公式YouTubeチャンネル『乃木坂配信中』には、「【ゲラ×ゲラ=?】乃木坂と櫻坂のゲラが部屋で1時間過ごしたらどうなる!?【櫻坂チャンネルコラボ 前編】」と題し、櫻坂46の向井純葉と2人でひたすらに笑って騒ぐ動画がアップされるほど。5期生の冠番組『超・乃木坂スター誕生』でも、菅原とペアを組んで歌唱する際には、MCのオズワルドが「元気がいいというか、うるさい」、「お前ら2人だけにしない方がいい」と、あまりの騒がしさから苦言を呈していた。
そんな普段の岡本とは一転して、『相対性理論に異議を唱える』はゆったりとしたイントロから始まる恋愛ソング。振りには岡本得意のバレエ要素が入っており、間奏ではソロダンスの見せ場もある。また、真上から撮られたカットでメンバー全員がターンをしている中、岡本が誰よりも衣装のスカートをはためかせ、大きく綺麗な円を描いている
『相対性理論に異議を唱える』のMV解禁直前、これまでの5期生曲を振り返るスペシャルムービーの配信にて、自らの口からセンターを務めることを発表した岡本。同期の冨里奈央や先輩メンバーの林瑠奈、同曲の振付師など周りの人から愛のあるメッセージをもらったとブログで綴っている。スタートが遅れ、思うように進めない時期もあったが、「5期生の最終兵器」として最後にスポットライトを浴びた彼女が放つ輝きを見逃さないでほしい。
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