「左は『R』?」乃木坂46 梅澤美波の天然発言になぜか賀喜遥香は「右も左も分からないのに」と感涙!
「乃木坂配信中」にて、テレビで放送しきれなかった映像を含む「37thシングルヒット祈願~ディレクターズカットver~」を公開🎺https://t.co/ZqE5W7Dmum
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12月8日(日)深夜に放送された『乃木坂工事中』(毎週日曜深夜24:15~24:45、テレ東系)にて、12月11日(水)発売の37thシングル『歩道橋』のヒット祈願がオンエアされた。シングル発売時の恒例行事であり、これまでスカイダイビングや富士登山、お世話になった人へのお礼参りなど様々な企画にメンバーが挑戦してきた。成功の先に待つ達成感に、挑戦したメンバーだけでなく、スタジオで見守るメンバーたちも涙を流し、思わぬ名言が飛び出すこともある。今回のヒット祈願でメンバーを待ち受けていたのは、いつもとは違うプレッシャーだった。
ヒット祈願企画では恒例となっている、MCのバナナマン・設楽統によるタイトル大喜利から番組はスタート。前作の『チートデイ』を「ツールベー」、前々作の『チャンスは平等』は『ギャオス内藤』(元プロ野球選手)など、語感の似ている言葉に言い間違えるというボケが続いており、視聴者だけでなくメンバーも毎回期待していた。今作の『歩道橋』を設楽が「ほうとう? 今日」と言い間違えると、キャプテンの梅澤美波は「違う、違う」と訂正。同曲センターの遠藤さくらは、なんと言って良いのやらと困り果てた様子だった。
そんな遠藤も参加した37thシングルのヒット祈願の内容は、「吹奏楽合奏キャンペーン」。吹奏楽部出身の遠藤にフォーカスを当てた企画で、遠藤の他に梅澤、筒井あやめ、小川彩が参加し、2024年の「全日本吹奏楽コンクール」高等学校の部で金賞を受賞した、八王子学園八王子高等学校吹奏楽部と一緒に、『歩道橋』の吹奏楽部バージョンを練習。6日後の発表会で披露するというヒット祈願だ。
発表会が6日後に迫っているという試練に動揺を隠せない4人。それもそのはず、吹奏楽部出身の遠藤は、『乃木坂工事中』初登場時にクラリネットを披露した以来で、小川も吹奏楽部経験者、筒井はギター(アコギ・ベース)とピアノ経験者だったが、梅澤は楽器未経験。6日間という短期間で演奏を仕上げる必要があった。
遠藤は吹奏楽部時代と同じクラリネット、梅澤はマリンバ、筒井はビブラフォン、小川はスネアドラムを担当することに。梅澤は「マリンバ?」と想像がつかない様子で、筒井のビブラフォンに対して「おしゃれ~」とリアクション。遠藤が「木琴とか鉄琴とか」と説明すると、梅澤は「あ~、忙しい系ね」と独特な感想を抱いており、今回のヒット祈願成功はキャプテン・梅澤次第という空気が練習前から漂っていた。
早速、吹奏楽部の練習に参加するメンバーたち。経験者として感覚を取り戻していく遠藤に対し、他の3人は先生や部員から直接教えてもらうことになり、ここでも梅澤は「楽譜に(ドレミを)ふらないと読めない。鍵盤の位置もサッと認識できないから、1からヤバいって感じです……。まず位置を覚えないと」と本音を漏らしながらも、体に叩きこむために猛練習を重ねていく。「寝ても覚めてもマリンバの音が離れなくて」と語る梅澤からは、未経験だからといって足を引っ張るわけにはいかないという覚悟と、乃木坂46の代表、そしてキャプテンとしての責任から集中力を発揮。真剣な表情で取り組んでいた。
そんな梅澤を献身的に支えていたのは、高校1年生の吹奏楽部員だ。「(右手・左手)を『R』と『L』で(楽譜に)書くと分かりやすい」など、梅澤が苦戦する部分に的確なアドバイスでサポートしていた。ちなみに梅澤は「左手……『R』?」と、RとLの意味があまりよくわかっておらず、一瞬考え込んだ部員から「『L』です」と訂正される一幕があった。VTRを観ていた梅澤は「なんでここ使うの!」と赤面していたが、緊張感の漂う練習風景が和んだ瞬間でもあり、後にVTRを観て感想を述べるメンバーのコメントの前フリとなっていく。
練習2日目の時点では全国トップの演奏に圧倒されていたメンバーたち。しかし、3日目の個人練習を経て、4日目には何とか形にできており、まだ苦手な部分があるものの努力の成果が徐々に見えていた。そんな中、経験者の遠藤にはソロパートが与えられ、楽譜が頭に入っていた筒井にはより高レベルの指導が行われることに。「一気に『ヒット祈願なんだ』って実感させられました」と遠藤が語るように、一筋縄ではいかない乃木坂46シングルヒット祈願のプレッシャーが徐々にメンバーに襲いかかる。5・6日目は再び個人練習を積み、遠藤は公式ゲームアプリのイベントの合間、楽曲衣装を着た状態で練習を行うなど、10作ぶりの単独センターとして、ヒット祈願を成功させる気概を見せていた。
本番は練習の環境と異なり、屋外かつ観客の前で披露することに。今回のヒット祈願は富士登山やスカイダイビングなどメンバーが肉体と精神を削って挑戦するだけでなく、第三者と一緒になって成功を目指していくという新たな試み。メンバーだけでなく吹奏楽部員にもプレッシャーがかかる中だったが、ヒット祈願は無事成功を収めた。顧問の先生からは「1回目の練習の時、『出来るかな?』と思ったんですけど、次の時には皆さん素晴らしかったので、プロフェッショナルの凄さを感じました」と、絶賛された乃木坂46メンバーたちだった。
ソロ演奏の遠藤や、本番では難所をクリアしてみせた梅澤、スネアドラム担当として「みんなが頼りにする音なので、安心して吹けるように」と練習を重ねた小川、各メンバーがプレッシャーと闘っていた。中でも、VTRを観て涙を浮かべていた筒井は「生きた心地がしなかった。過去イチ追い込まれたヒット祈願」と語っていた。達成感に包まれる中、コメントを求められた賀喜は「みんな頑張ってたから、すごいなって」と、涙をこらえながら発言する姿にスタジオ全員が共感する雰囲気に。すると、賀喜から「だって、右も左も分からない中」と、未経験の楽器に挑戦した梅澤が左を“R”と間違えたことを踏まえたコメントにスタジオが爆笑。涙をこらえるのに必死な賀喜から飛び出した無意識のコメントが、今回のヒット祈願を見事に締めくくっていた。