WHITE SCORPION、デビュー1周年ワンマン!NICOからの感謝の手紙にファンもNAVIも涙
秋元康氏総合プロデュースの11人組アイドルグループ「WHITE SCORPION(ホワイトスコーピオン)」が、12月7日(土)、東京・竹芝ニューピアホールにて1周年記念ワンマンライブ「WHITE SCORPION 1st Anniversry LIVE ~追撃。~」を開催した。
2023年12月7日に1st Digital Single「眼差しSniper」でデビューしたWHITE SCORPION。デビューから5カ月連続でデジタルシングルをリリースしてきた他、さまざまなフェスにも出演。9月11日には、初のパッケージ作品となるミニアルバム「Caution」もリリース。そしてデビュー1周年となったこの日、6th デジタルシングル「I do love you!」も配信し、1周年ライブが開催された。
「暴れろ~!!!」
これまで活動で着用してきた6パターンの衣装とメイクで登場するメンバーとともに365までカウントアップするオープニングVTRから、1曲目「眼差しSniper」はHANNAの「暴れろ~!!!」の掛け声でスタート。「雑踏の孤独」「コヨーテが鳴いている」と立て続けてパフォーマンスしたが、この冒頭3曲はダンスパートを折り込んだREMIXが施され、メンバーの切れ味の良いダンスの見せ場の多い構成で一気に会場を盛り上げていく。
中盤、本日配信スタートしたWHITE SCORPIONにとっては新境地となるアオハルな等身大のラブソングである6thデジタルシングル「I do love you!」のミュージックビデオ(以下MV)とパフォーマンスの初お披露目があった。
このMVは3作連続となる新宮良平監督による作品であるが、初めてメンバーの笑顔があふれる作品となっており、同じく初めての野外ロケによる晴天の青空が印象的で、青春ムービー的躍動感のある作品に仕上がっている。新宮監督は「明るい曲だったのでメンバーが本来持っている元気な明るさと、現場での空気感がそのまま詰まったような映像になりました。また新しいWHITE SCORPIONの形が提示できたと思っています。バスケットコートでのカットはメンバーのアドリブが多いのでぜひ楽しんでいただけたらと思います」とコメントを寄せている。
また、コレオグラフィーを担当したINFINITY加藤由唯は「いつもはカッコイイ曲調のWHITE SCORPION、今回は明るい曲調で曲名も『I do love you!』ですが、ハートなどのポーズはあえて作らずメンバーのダンスや表情で伝わるようにステップを多めに青春をイメージしながら振り付けました。振付の中でスケートボードに乗っているようなスケボーダンスやWHITE SCORPIONのポーズも何回か出てくるので注目していただけたらうれしいです」とコメントを寄せており、サビの最後で魅せる“スケボーダンス”のシーンが特徴的だが難易度は高い。
初披露を終え、NATSUは「初披露なのにこんなにコールとかみんな盛り上がってくれて、今日リリースされていっぱい曲を聴いてくれたんだろうなと、すごくいとおしい気持ちになりました。みんなにI do love you!です!」とファンへの愛を語る。
CHOCOは「いままでのWHITE SCORPIONにはなかった明るい雰囲気の曲なので、いつものパフォーマンスの時とはまた違った皆さんの笑顔を見ながら踊れてとっても楽しかったです。ありがとうございます!」と新曲のパフォーマンスに手応えを語った。なお「I do love you!」のMVは、12月7日21:00より公式YouTubeにて公開されている。
“SCOPIST(ファン)”への手紙
クライマックスは本編の終盤にNICOからファンへのメッセージを読み上げたシーンだった。
「SCOPISTのあなたへ。私が今からSCOPISTのみんなに贈る言葉は、私が今日まで感じたことを思いのままに、伝えさせていただきます(涙)。
色も形もなかった、ゼロから生まれたWHITE SCORPIONは、目の前に立っている11人は、あなた方が想像していた理想のグループになれていますか?
アイドル戦国時代といわれた1年で生まれた私たちです。まだ、あなた方に、SCOPISTと名前が付いていなかった頃、楽曲に対するコールをどうしたらいいのか一生懸命考えてくれていたこと、すごくうれしかったよ。一緒にWHITE SCORPIONの楽曲を育ててくれてありがとう!
11人それぞれが、悩んで苦しんで、それでも這いつくばって進んでいけているのは、ありのままの私たちを受け止めてくれたSCOPISTがそばで支えてくれていたからです。
アイドルとして、NICOとして、WHITE SCORPIONに全力を注いでこられた1年間でした。本当にありがとう。この1年、チャンスだと思って必死になっても、なかなか思い通りに進めなくて、現実を見つめることすらすごく嫌で、感情があふれて、溺れて、みんなに助けを求めてしまう日もありました。
WHITE SCORPIONが生まれたての時は、“世界”という言葉を掲げていたけど、いざこの1年、ライブや対バンに出ると、現実を受け止めざるを得ない場面に直面して、“世界へ”という言葉を掲げる意味の重さを痛感しました。でも私たちは大きく掲げているけど、全部が本当で、本気で人に笑われるようなことは言っていないです。
人生死ぬこと以外、諦めなければ何とかなるのかなと私は信じています。そしていつも支えてくださっているチームWHITE SCORPIONの皆さんへ、私たち11人は、今まで関わってきたいろんなアイドルさんの中でも、頑固でわがままで欲張りですごくぎゃーぎゃーうるさい人間たちの集まりかもしれません。でもきっと11人なら売れると信じてくれている皆さんの期待を絶対に裏切らないです。11人の居場所をくれて、ありがとうございます。
今ここにいるSCOPISTたちも一緒に、大きい東京ドームまで11人が連れていきます。どうぞこれからもよろしくお願いします(盛大な拍手が)。
やっと1年、でもまだ1年、私たち11人がなにものでもないものからアイドルになれたのは、間違いなくここにいるSCOPISTのおかげです。あなた方が、そばにいてくれたら、SCOPISTのためなら私たちは、何だってできます。一度きりの人生を、この11人に懸けてください。今を頑張る理由に、これからを生きる理由にWHITE SCORPIONがなります。WHITE SCORPIONは最強です。私たちWHITE SCORPIONは、絶対世界に行きます。皆さんのことを愛しています。これからもよろしくお願いします」と、涙を交えながらファンへの感謝の気持ちをぶつけた。
新曲「純愛トースター」
アンコールではもう1曲の新曲「純愛トースター」の初披露も行われたが、ジャンル的にはこれまでのWHITE SCORPIONの系譜に沿った楽曲であり、少し大人のビタースウィートな純愛歌に仕上がっており、初披露を終えたACOは「「I do love you!」と対照的な曲だと思うんですけど、私はすごくこの曲ぶちあがって大好きです! 皆さん好きになってもらえましたか?」と興奮気味に語る。
COCOは「ハートポーズとか皆さんがまねできるポーズがたくさん入っているので、ぜひ何回も見て一緒に踊ってみてください」とアピールした。
全10曲のパフォーマンスながら“妄想デートカラオケパート”や“クリスマスコーナー”などを交えた密度の濃いワンマンライブはラスト「Satisfaction Graffiti」後の記念写真の場面でファンからの1周年記念ケーキが登場して和やかな雰囲気の中、HANNAが「この1年、SCOPISTの皆さんと出会えて本当によかったです! 皆さんのそばで私たち11人は成長し続けるので、これからも応援よろしくお願いします!」と思いを語りコンサートは幕を閉じた。
「WHITE SCORPION 1st Anniversry LIVE ~追撃。~」セットリスト(第1部)
M1「眼差しSniper」
M2「雑踏の孤独」
M3「コヨーテが鳴いている」
MC
M4「I do love you!」
MC
M5「動く唇」
M6「非常手段」
MC
M7「心が目を閉じる」
【アンコール】
M8「純愛トースター」
MC
M9「心が目を閉じる」(ファンによる合唱、メンバー客席へ)
MC
M10「Satisfaction graffiti」
MC
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