21歳の誕生日を迎えた乃木坂46・林瑠奈の「ベリーショート」×「ジャージ」×「ぬいぐるみ」に翻弄される“林の女たち”
10月2日に21歳の誕生日を迎えた、乃木坂46・林瑠奈がブログを更新。活動を再開してからの1年間を振り返った。一見、ショートカットでクールな印象の彼女だが、中身はメンバーや「公式お兄ちゃん」のバナナマンも手を焼くほどの奇想天外な一面も持っている。そんな振れ幅が大きい彼女の魅力を紹介していきたい。
幼少期からショートカットで、グループ加入時はボブ、その後も首が隠れるほどの長さだった林。しかし、「よくある『家に帰るとなんか違う現象』に陥って、もっかい切ったらあれまあショート」になったのをきっかけに、耳にギリギリかかるベリーショートに様変わり。2022年7月14日に更新された「時を戻そう」というブログで髪を切ったことを報告すると、メンバーからも絶賛の声が続出した。同期の賀喜遥香からは「めっちゃ似合うね。あやめん(筒井あやめ)惚れてたもん」というエピソードが明らかになった。林の髪型は度々話題になり、2023年4月7日放送の『ミュージックステーション2時間SP』(テレビ朝日)で、『人は夢を二度見る』を披露した際、久保史緒里の代打で出演した林は山下美月とWセンターを務めることに。するとSNSでは「乃木坂46のウルフカットでイケメンの子が気になる!」と注目を浴びていた。
【ブログ更新 林瑠奈】 時を戻そう https://t.co/gUurbEmLco pic.twitter.com/RGVe3MMIEb
— 乃木坂46 (@nogizaka46) July 14, 2022
話題になるビジュアルを持つ一方、その本性は奇抜なデザインのTシャツで生放送に登場したり、派手な色のジャージを同期に強制するなど、トリッキーな一面を数多く持っている。同期の田村真佑と矢久保美緒がMCを務める配信番組『生のアイドルが好き』に急遽呼ばれた際には、「人任せ総本山 他力本願寺」と書かれたTシャツで登場。他にも、彼女の普段着はジャージで、一緒に遊ぶ約束をした矢久保に対し「私と遊ぶ時はジャージ!」と、水色のジャージを着て来させることもあった。今のところ林ワールドに巻き込まれているのは、主に矢久保のみだが、5期生・一ノ瀬美空曰く、「5期生には“林さんの女”が多いんです」とのことで、今後は林を中心としたジャージ軍団が乃木坂46で拡大していくかもしれない。
冠番組『乃木坂工事中』でも林の独特なセンスを感じることができる。「内輪ウケものまね」企画では、「先輩風を吹かせる黒見明香」という渾身のネタで優勝し、メンバーの新キャラを発掘。また、「先輩を守れ!代理ゲームバトル」企画(2023年1月29日放送)で、巨大風船が入ったボックスに閉じ込められた1期生・秋元真夏を救うため、林はミニゲームに挑戦。しかし、ミスを連発して風船を割ってしまい、メンバーから非難が殺到すると、「みんなが敵に見える」という切り返しの一言で笑いを生んでいた。
最近ではぬいぐるみを持ち歩くキャラが定着。「全国ツアー裏でも表でもこんなことがありました2024」(9月22日放送)では、ホテルでぬいぐるみを寝かしつけ、さらに「おはよう、起きて」と起こすという林の怪しい日常が明らかに。スタジオにもぬいぐるみを連れてきており、設楽から「今回は許すけど、わきまえろよな」と注意されると、林はぬいぐるみにお辞儀させて謝罪。設楽から「それで謝らすんじゃないよ!」とツッコミが入っていた。しかし、設楽はステージ上の林に対し「イイ表情するよね。アイドルがステージで輝いているのを絵に描いたみたいな」と賛辞の言葉を送っている(「キメ顔グランプリ」2022年7月24日放送)。
設楽が絶賛するように、彼女はステージに立つと違った一面を見せる。特に歌唱力には定評があり、その歌声は乃木坂46の真髄ともいえる楽曲『きっかけ』で証明済だ。『きっかけ』では、ラスサビ前の「自分のこと、自分で決められず。背中を押すもの欲しいんだ、きっかけ」の部分を、1期生・生田絵梨花など歌が上手いメンバーが担当することが多かった。「11th YEAR BIRTHDAY LIVE」の四期生ライブでは、林はそのパートを担当し、力強く伸びやかな声で歌い上げていた。四期生曲・『ジャンピングジョーカーフラッシュ』での「天国行きのバス」でハンドルを切る振付など、彼女の魅力はステージでも存分に発揮されている。
アイドルとして抜群の歌唱力とビジュアルを持ちながら、奇想天外な発想で場を湧かせ、どの角度を切り取ってもハマってしまうのが林瑠奈の魅力だと筆者は感じている。21歳になった彼女に、ますます魅了されていくファンやメンバーが続出するに違いない。
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