「舞台俳優」中村麗乃23歳の大願成就!乃木坂46の看板を背負い、憧れ続けた「あの人」が演じたヒロインへの道
本日、9月27日に23歳の誕生日を迎えた、乃木坂46・3期生の中村麗乃。加入当初の「ちょこれ~の!」キャラや、サンリオピューロランドが好きというかわいい一面を持ちながら、ステージに立つと抜群のスタイルで存在感を発揮している彼女。自身のセンター曲である『悪い成分』ではかっこいい一面も見せている。“かわいい”と“かっこいい”、合わせ持ち、舞台上で輝きを放つ彼女の魅力を今回はお伝えしたい。
乃木坂46は、他の坂道シリーズと比べて舞台や演劇に積極的だ。1期生の生田絵梨花や井上小百合、桜井玲香など多くの先輩メンバーがその道を切り拓いてきたのはもちろん、グループでは、観客の投票で舞台に立つメンバーと配役が決まる『プリンシパル』公演や、本格落語の『じょしらく』、2018年からはミュージカル『美少女戦士セーラームーン』を始めとする公演を行ってきた。
1、2期生の卒業後、現役メンバーで最も舞台に引っ張りだこなのが中村だ。
中村は『逆転裁判-逆転のGOLD MEDAL-』(2019年)のヒロイン役で初めて舞台に単独出演。その後、ミュージカルの経験を積んだ中村は、2023年には初オーディションで、堂本光一が主演を務める『Endless SHOCK』の新ヒロイン役を勝ち獲った。昼公演と夜公演で別の物語を上演する形式で、全55公演を中村は完走した。翌年には、25年の歴史に幕を下ろす『SHOCK』シリーズの最後の舞台にも出演している。さらに、2025年にはミュージカル好きの中でも屈指の人気作である『ダンス オブ ヴァンパイア』にも出演予定だ。
『SHOCK』シリーズへ出演する際、中村はブログで「私が大好きな、憧れ続けている女優さんも、過去に演じられていました。『憧れの方が演じた役を演じる事が夢』と少しずつ声にしていたので、本当に夢のようです」と語っている。
中村は、2012年の『Endless SHOCK』に出演した神田沙也加を憧れの人と公言している。『ダンス オブ ヴァンパイア』では、2019年に1期生・桜井玲香とWキャストでヒロインを演じていたのが神田であり、中村は憧れの人と同じ役を演じることになった。
憧れの人を追い続け、乃木坂46の看板を背負い、グループを代表する舞台俳優となった中村。『Endless SHOCK』ではミュージカルの聖地・帝国劇場に立っており、その裏側をYouTubeチャンネル『乃木坂配信中』で見ることができる。
そんな中村は、舞台の仕事で冠番組の『乃木坂工事中』に参加できないこともしばしば。しかし、彼女は番組に出演すると必ずと言っていいほど爪痕を残していると私は思う。彼女が最も注目を浴びるのは、「頭NO王」企画だ。そこで中村は珍解答を連発して二代目「頭NO王」の称号を獲得。世界三大美女を「モナ・リザ」、宮沢賢治の『注文の多い料理店』を『たまごの多い料理店』(「私の知っているけんじさんは卵好きが多い」という理由で)と解答するなど、彼女の持ち味が炸裂。今年3月に放送された「頭NO王」決定戦では、中村は不在ながらも、「インバウンド」という言葉で文章を作る問題で「やきにくは、お米にインバウンドすると二度美味しい」という解答が紹介され、MCのバナナマン・設楽統から「さすが、中村先生」と呼ばれていた。
ライブだけでなくミュージカルでも観客の視線を釘付けにする中村麗乃。現メンバーで一番舞台=ステージに立ってきた彼女だからこそ、培ってきた経験値がある。1・2期生の先輩がしてきたように、今度は彼女が後輩にその経験を伝えていく番。乃木坂46の看板を背負い、外の世界で挑戦し続ける彼女は、いまやグループにとって必要不可欠な存在だ。
【中村麗乃の関連記事】