「ひなたフェス2024」初日が終了!22歳の誕生日を迎えた圧倒的センター小坂菜緒の魅力
本日9月7日(土)と8日(日)に、グループ初の試みとなる「ひなたフェス2024」を宮崎県で開催している日向坂46。初日の9月7日は2期生・小坂菜緒の誕生日でもある。そんな記念すべき日に、「日本のひなた」と呼ばれる宮崎県で22歳となった彼女の魅力を紹介していきたい。
まず、彼女を語るうえで欠かせないのがブログだ。『BUBKA9月号』(2023年7月発売)では、「自分がこだわって書いた文章をファン方から『ここが面白かった』と言われると、『そこそこ!』って(笑)。『伝えたいことが届いている!』とうれしくなって、書いているうちにどんどん長くなってしまう」や、「月イチ連載みたいですね(笑)。私の中でひとつの文化になっている」といった想いを語っていた。
8月21日に更新された最新のブログでは、「色々と重なってしまい、心の整理に時間を要したために、うまく言葉が出てこなくなってしまって。ここに残しておきたい事がありますので、最後まで読んでいただけたら嬉しいです」と綴り、メンバーの卒業に関して思いを語っている。特に、一期生・高本彩花に対しては、「けやき坂46」(ひらがなけやき)時代の思い出や、一時期休養していた小坂の活動復帰直後に、高本から言われた言葉などを振り返り、その1つひとつに丁寧な心情表現が込められていた。一方で、ブログの最後には、軽快なトーンで彼女が日々感じていることを残してくれている。
そんな彼女を慕うメンバーも多い。『日向坂で会いましょう』では、小坂と仲が良い、小坂のことを尊敬するメンバーで構成された「小坂の懐入り隊」が紹介された。プライベートの親交が深く、年下にもかかわらず小坂が甘えてくるという三期生・髙橋未来虹や、小坂への真っ直ぐな愛情を惜しげもなくアピールする四期生・宮地すみれ、渡辺莉奈など、小坂を含めて10名の一大勢力となっている。
また、小坂には「ゲーム実況好き」な一面も。公式YouTubeチャンネル「日向坂ちゃんねる」では、小坂が選んだゲームをメンバーがプレイし、その様子を見守るという企画がある。これまでの2回で小坂が選んだのはホラーゲーム。二期生・丹生明里と三期生・山口陽世が挑戦し、2人が絶叫する姿を後ろで爆笑している小坂を見ることができる。また、リアクションが大きい丹生が「黙ります」と宣言すると、「『黙ります』で黙れんのかな?」と、ボソっと言っているのが筆者的には印象的だった。
現在、日向坂46は11thシングル『君はハニーデュー』からの選抜制導入や、グループ初期から支えてきた一期生・加藤史帆と東村芽依、小坂と同期の丹生、濱岸ひよりが8月に一斉に同時に卒業発表するなど、過渡期にあるといえるだろう。
一方で、「ひなた坂46ライブ」や、四期生の日本武道館単独ライブが行われた。シングルのセンターも『君はハニーデュー』と『絶対的第六感』の2作連続で四期生が抜擢されている。さらに、五期生オーディションの開催なども行われ、目まぐるしく環境が変わっていく真っただ中にある。グループに生じている大きなうねりを乗り越えるには、「日向坂46」への改名直後、4作連続でセンターを務め、グループの先頭に立った彼女の力は欠かせない。小坂は四期生がセンターを務める2曲の両方で、フロントポジションに立ち、後輩を支えている。
小坂は改名直後のプレッシャーや責任感から、約9カ月の休養期間を挟むこともあった。しかし、彼女の不在期間を、メンバーは日向坂46の楽曲『約束の卵』の歌詞にある「もし仲間が倒れた時は 僕が背負うから」という言葉通りに、小坂のポジションに代役で入り、彼女の復帰を待っていた。決して順風満帆なだけではないアイドル人生を送ってきた彼女だからこそ、見てきた景色や伝えられる経験、導ける未来がある。日向坂46が再び「約束の彼の地」に立つには、彼女の力が必要不可欠だ。
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