『AKB48劇場工事中出張公演』開幕!プロデュースを手掛ける村山彩希「AKB48の曲をまた聞きたいなと思っていただけたらうれしい」
「AKB48劇場工事中出張公演」が、9月2日(月)、神奈川・かながわアートホールにて開催された。2005年12月8日にスタートした東京・秋葉原のAKB48劇場の老朽化による全面リニューアル工事に伴い全国20カ所を巡る出張公演で、その初日となった同公演では「今日は誰に恋をする?」公演のプロデュースを手掛けた村山彩希をはじめとする16人のメンバーが会場を沸かせた。
『Overture』から熱い声援に包まれ、この日の公演メンバー16人全員がステージに登場した。「今日は誰に恋をする?」公演のオリジナル衣装に身を包み『ロマンス、イラネ』で勢いよくスタートした。
冒頭のMCでは、4代目AKB48グループ総監督の倉野尾成美が「AKB48劇場工事中出張公演 in 神奈川 はじまりましたーーー!」とあいさつ。この日、二十歳の誕生日を迎えた鈴木くるみにはファンからメッセージカードを掲げるサプライズプレゼントが。
鈴木は「二十歳のいいスタートを切れるように今日の出張公演、全力を尽くします!」と力強く意気込んだ。
神奈川県出身で、この公演のプロデュースを手掛けた村山は「出張公演ぽくないセットリストなんですよ、だから知らない曲も本当にめちゃめちゃあると思うんですけど出張公演特別バージョンということで曲も追加したり、あまり披露されてこなかった曲もぜひ好きになっていただいてAKB48の曲をまた聞きたいなと思っていただけたらうれしいなと思います!」と呼び掛けた。
ユニットパートでは、岩立沙穂・大盛真歩・倉野尾成美による『クサイモノだらけ』や、田口愛佳・永野芹佳・村山・山﨑空による『一人想い』など4曲を披露。中盤では、スペシャルバージョン限定のAKB48名曲メドレーとして『重力シンパシー』『大声ダイヤモンド』『恋するフォーチュンクッキー』の3曲を立て続けにパフォーマンスし、普段の劇場公演では披露していない、AKB48ならではのシングル曲に会場のボルテージは最高潮に。
アンコールでは、タイトルにグループ名がついた『AKB参上!』『運命の歌』『僕にできること』で会場を一つし、全19曲の熱いステージで出張公演の初日は幕を閉じた。
終演後、村山はスペシャルバージョンの3曲の選曲について「もともとコアな曲ばかりのセットリストなので、初めてAKB48のステージを見に来てくれた方にも“この曲知ってる!”ってなってほしくて『重力シンパシー』とか、私が初めて買ったCDでもある『大声ダイヤモンド』だったり、昔の全国ツアーとかでもよくやっていた『恋するフォーチュンクッキー』をどうしてもやりたくて…」と明かし、倉野尾は「サイズ感とか、、劇場のような雰囲気だけど、劇場よりも全体が見渡せる会場でファンの方の応援や反応が目に見えて分かったのですごくうれしかったです!」とこの日の公演を振り返り、「AKB48全体で出張公演全国20カ所回らせていただくので、なかなか秋葉原に来られない全国のファンの方にもいつも私たちが秋葉原で魅せているAKB48をお届けして、“劇場がリニューアルしたら見に行きたい!”と思ってもらえるきっかけになったらいなと思います!頑張ります!」と残りの19公演に向けて宣言した。
この日の出演メンバー
岩立沙穂・大盛真歩・倉野尾成美・込山榛香・下尾みう・鈴木くるみ・田口愛佳・千葉恵里・長友彩海・永野芹佳・橋本恵理子・水島美結・向井地美音・武藤小麟・村山彩希・山﨑空
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