TOKIOの松岡昌宏と博多華丸・大吉の博多大吉が出演する居酒屋ぶらりバラエティ、『二軒目どうする？』に、元乃木坂46の樋口日奈が登場。松岡は以前から乃木坂46のメンバーに物申したいことがあったという。

下町グルメの専門家がオススメする居酒屋に足を運び、酒やツマミを食べながらトークをする『二軒目どうする？』。松岡や大吉が1杯目に生ビールを注文する中、樋口は「赤星ありますよ！」とメニューの瓶ビールに大興奮。その姿に松岡は「この暑い夏でも生ビールに心奪われず、瓶ビールいけるあたり。この若さでは強者だ」と、樋口の飲みっぷりに期待していた。最終的に樋口は瓶ビールやお茶割り、日本酒を含む計7杯を飲み干し、松岡は「この子は強いです」と太鼓判を押した。

そんな松岡だったが、「乃木坂の方がいらっしゃったら、僕の中で苦情を言いたいことがある」とのこと。

松岡は「好きだったラーメン屋が乃木坂にあって、10代の頃から通っていた。ある時から乃木坂46のためのラーメン屋になっていて、ファンの方にとって聖地になって入れなくなった」というエピソードを明かした。

松岡が通っていたラーメン屋というのは、東京都港区にある「乃木坂まる彦らーめん」だ。元乃木坂46の衛藤美彩が「お薦めの店」としてテレビ番組で紹介すると、翌日からファンが殺到。お店は衛藤がよく注文する味噌ラーメンと、出身地である大分名物の「高菜めし」をセットにした「みさ先輩セット」を考案すると、ファンの間で話題になり、たちまち乃木坂46ファンの聖地に。都内のライブやイベントに訪れたファンが、こぞって集まるお店となった。

店内には生写真が飾られている壁や、曲名やメンバーの名前にちなんだメニューが考案されるなど、乃木坂46を意識したサービスを展開。他にも、他坂道シリーズを含めてライブやイベントが行われる際には営業時間を変更、ライブの落選メールを提示するとトッピング無料を行うなど、ファンにとって嬉しいサービスが行われることもある。

松岡の話を聞いた樋口は「メンバーが行っているのを聞いたことがあります」と、“聖地”として認識しているとのこと。松岡は「俺のモロヘイヤラーメンが……」と行きつけの味を懐かしむと、大吉からは「乃木坂よりも“モロヘイヤラーメン”が気になる！」とお店のメニューに注目していた。「乃木坂まる彦ラーメン」も放送後にXにて、「乃木坂ファンでなくともいつでもお越しください！！！　そして乃木坂ファンになってください！！！」とメッセージを発信している。

乃木坂46ファンの聖地は全国各地に存在しており、8月24日、25日に行われた名古屋公演では、遠藤さくらの父が経営する「えんそば」や、筒井あやめが『乃木坂工事中』でオススメした玉子サンドを販売する「つばめパン&Milk」には長蛇の列ができていた。

9月2日～4日には、乃木坂46が明治神宮野球場で東京公演が開催予定で、全国から集まったファンが「乃木坂まる彦」を訪れる日は近い。

SNSでは、「ひなちま(樋口の愛称)の飲む量に驚いたけど、まる彦さんに松岡さんが通っていたことに更にビックリ」や「たしかに乃木オタ以外入りづらいけど、是非足を運んでほしい」などのコメントが集まっている。