乃木坂46掛橋沙耶香卒業セレモニー終了「一点の曇りもなく晴れやかな気持ち」
アイドルグループ「乃木坂46」のメンバー・掛橋沙耶香の卒業セレモニーが、8月19日(月)、乃木坂46のYouTubeチャンネルで配信された。
「真夏の全国ツアー2022」東京公演にて負傷した掛橋。その後、治療やリハビリを続けてきたが、8月10日に更新したブログでグループ卒業を発表した。なお、卒業後は芸能界を引退し、それ以外の幅広い分野で活動していくという。この日に披露した楽曲や衣装は、掛橋自ら考案したものだった。
掛橋沙耶香ラストメッセージ
改めまして、乃木坂46 4期生の掛橋沙耶香です。本日をもって乃木坂46を卒業することにしました。全ての始まりは、15歳の時に、学校の帰り道で、新メンバー募集中という文言を見て、好奇心で応募したことだったと思います。
当時は学校の先生が坂道合同オーディションに合格できなかった時のために、ほかにもいろいろなオーディションを探してくれていたのですが、私は大好きな与田さんのいる乃木坂46に入りたいと思ったので、そのほかのオーディションを受けるっていうことは頭にありませんでした。
そして、実際に坂道合同オーディションが私の人生における最初で最後のアイドルオーディションになりました。
乃木坂46に入ってから、いろいろな経験をさせてもらったけど、やっぱり今では入って良かったなって本当に心から思っています。
休業をするようになってからも、与田さんに戻ってきてほしいって言っていただけたり、今日も収録頑張ってねって言ってもらえたりして、ほかにもライブチームの皆さんは、私がいない間『図書室の君へ』という曲を披露するときに、すてきな演出を考えてくださったり、衣装チームの皆さんは、毎回新制服を作るたびに、私がいつでも帰ってこられるようにと、私の分まで作って待ってくださっていました。そんなふうにたくさんの愛情を感じていった中で、また乃木坂46に戻ったら、まだまだアイドルやれちゃうなって感じました。そして、その時にふっと、そんなふうに思えるようになることこそが、私の本望だったのかなっていうふうに思えて、卒業を決めました。
私が高校生ぐらいの頃は、私が卒業するのは27歳とか28歳ぐらいなのかなとか、その時はどんな気持ちなんだろうとか、たくさん想像していたんですけど、21歳で今、一点の曇りもなく晴れやかな気持ちで今日卒業を迎えられています。
21歳で芸能界を引退するというのはすごく早いかなとも思ったんですが、すごく濃い6年間だったので、何一つ悔いがありません。
最後に一つだけ。わがままを言うのであれば、今から歌う曲を、私がいなくなってからも歌い継いでいってもらうことだと思っています。
ファンの皆さんにたくさん好きだと言っていただけて、私もより好きになれた、そんな大切な曲です。それでは4期生の皆さん、お願いします。それでは聴いてください。『図書室の君へ』。
楽曲披露後のラストメッセージ
このセレモニーを見てくださった皆さん、ありがとうございました。私が 一番今回楽しめたかなと思いますし、そういうセレモニーにしたかったので、それをかなえることができてうれしかったです。ありがとうございます。皆さん、改めまして、本日は本当にありがとうございました。
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