高杉真宙「気恥ずかしさも…」2年間の連載を振り返り照れ笑い
俳優・高杉真宙(たかすぎ まひろ)が、8月7日にPhotobook『I/my』(ワニブックス)を発売。都内で出版記念取材会が開催され、高杉が報道陣のインタビューに応じた。
2009年に俳優活動をスタートさせ、以降映画やドラマ、舞台と幅広く活躍する高杉真宙。俳優15周年のアニバーサリーイヤーとなる2024年夏、フォトブックを発売する。本作では、雑誌『+act.』の連載「きり、とる。」で届けてきた写真と文章に加え、高杉が“今一番行きたい”と願った場所・長崎の街を旅した撮り下ろしカットを収録。
連載パートは、自身で27枚撮りの使い捨てカメラを持ち運び、心が動いたままにシャッターを切った27回分を総まとめ。撮り下ろしカットでは、カメラマンの石田真澄氏がフィルムカメラで高杉を追い、その時々の大切な一瞬を切り取った。現像するまで分からない…そんなフィルムカメラ独特のあいまいさと、現像してから1枚1枚見返し、一瞬一瞬を思い出す楽しさ。ありのままの日常を切り取った、全篇フィルムカットで制作された1冊となっている。なお、オリジナル卓上カレンダー2024.8-2025.12との2冊ケース入り仕様の限定版も発売される。
出来上がりを手にした高杉は「今回は、“距離感”が近い作品になればいいなと思って作らせていただきました。今回は全編通してフィルムカメラで撮っていただいて、そういうのも含めて一緒に旅に出たり、ただただ撮ってもらっている…そういうふうな感じの作品になっています」と、まずは全体的な内容を紹介した。
ロケ地となった長崎について「幼い頃に行った記憶が強かったんですけど、幼い頃だと目線が低かったんだなっていう感じがして。大きくなった時の目線とは随分と様変わりしているような感じがしました。食べ物が目の前にあると、『これ食べたいな』って(笑)。食がすごくおいしかった記憶があって、目当てだった“角煮まん”とかも食べられてうれしかったです」と、撮影の思い出も披露した。
本作は、連載されていたものに撮り下ろしを加えたフォトブックとなっている。およそ2年間の連載期間を振り返り「2年前の自分が、『こんなことを考えていたんだな』って、2年後の自分は思いました(笑)。やっぱり思ったことを記録されているって怖いなって、ちょっと思いましたけど(笑)、前の自分てこんなことを思っていたんだな…とか。たった2年ですけど、やっぱりかなり濃かった2年でもあったので、自分にとっては。だから気恥ずかしさもありますし、自分が考えていたものを記録されるということは、自分の一部を取られて記されているという感じがしてうれしい反面、これからもちゃんと意識して、自分が成長していく過程というのも見られる意識を持って生きていこうって感じです(笑)」と、作品を通して気を引き締めた。
そんな中、撮り下ろしカットの中から高杉のお気に入りカットも披露された。「本当にたくさんの写真があって、ちょっと重いなっていう印象があって、何枚でしたか、フィルムカメラで何千枚も撮った写真があって、その写真を厳選してこの本になったので、本当にいっぱい好きな写真詰まった本なんですけど。この写真を選んだ理由は、やっぱりせっかく長崎…オール長崎で撮った写真なので、長崎っぽい風景画も含めて写真1枚として好きな写真です。今回は、写真をかなりいろいろと選ばせていただいたんですけど、いつもだったらこの写真ってたぶん載らないだろうなっていう写真も含めて全部載せていただいたので、 さすがに半目の写真はないですけど(笑)。崩した表情もかなり載っていて、そういうのも含めて、自分というのを感じていただけたらうれしいなと思います」と、作品に込めた思いも明かしていた。
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