高杉真宙、俳優生活15周年のメモリアルイヤー「スーツの似合う大人に」

俳優の高杉真宙(たかすぎ まひろ)が、8月7日にPhotobook『I/my』(ワニブックス)を発売。都内で行われた出版記念取材会に高杉が出席し、報道陣のインタビューに応じた。

2009年に俳優活動をスタートさせ、以降映画やドラマ、舞台と幅広く活躍する高杉真宙。俳優15周年のアニバーサリーイヤーとなる2024年夏、フォトブックを発売する。本作では、雑誌『＋act.』の連載「きり、とる。」で届けてきた写真と文章に加え、高杉が“今一番行きたい”と願った場所・長崎の街を旅した撮り下ろしカットを収録。メモリアルな1作となっている。

15周年を迎えた高杉。「“15周年”と言ってもらって実感することが多くて…あまり自分としては15年たった感覚はないんですけど、自分ができる限り成長していけばいいなと思って過ごしてはいます。ただ、年齢が上がっていくにつれて、年数が増えていくにつれて、緊張はしますね。自分がそれに見合った、その年数に見合った自分でいられるかっていうのは気になります。いまだにカメラの前とかに慣れないですね…マジで慣れない(笑)。皆さまと普通にお話しすることはできるんです。昔はちょっと苦手だったんですけど(笑)。でもこうやって皆さまと面してしゃべっている自分に正直驚いています。あまり実感が持てないですね、いまだに。それはいいこともあるなと思いますけど、僕としては緊張するので、悪いことかなと思っています。今日？ そりゃ(緊張)しますよ(笑)。だって1人で入ってきて、(中央に)立たされて、皆さんの前でしゃべってるんですけど、あんまり話は面白くないですけど、温かく見守ってください(笑)」と、おちゃめな一面をのぞかせた。

また、これからの目標や、やってみたいことに関して「僕は本当にずっと変わらないで、割とそのまま部屋から出ずに過ごしてきたので(笑)、どんなことしたいのか…最近筋トレを始めたという話は結構しゃべっているんですよ。ちょっと変化を加えてパーソナルジムに行ってみようかなと。徐々に徐々に何かちょっと段階を経ていこうかなと。今年はもう少し体を大きくできたらいいなと思っております。皆さまに書いてもらうので、うそはつけないなとは思っているんですけど(笑)、できる限り頑張って体を大きくしていきたいなと思っています」と、控えめに宣言した。

仕事面での抱負については「今年で28歳になるんですけど、スーツを着る役も多くなって、頑張ってスーツの似合う大人になりたいですね」と、憧れを口にしていた。

最後に高杉からメッセージが送られた。「今回のこの『I/my』は、これまで写真集も作らせていただいたんですけれど、そのどれも“キメキメ”の写真があるんですが、今回のこのフォトブックは、僕のありのままの状態を撮っていただいて、僕自身の時間をたくさん切り取って作っていただいた作品になっております。2年間の連載だったりとか、長崎の写真だったりとか、自分の一部をたくさん寄せ集めして作られた写真だなと、僕自身も見てすごく感じるので、あまりこれまで見せることができなかった僕自身っていうのも皆さんに見ていただけるんじゃないかなと思います。ぜひ手に取って見ていただけたらうれしいです」とアピールし、取材会を締めくくった。

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