SKE48髙畑結希卒業公演開催「9年間は本当にかけがえのない宝物」

SKE48 Team E『声出していこーぜ!!!』公演、髙畑結希卒業公演より
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6月30日、SKE48 Team E『声出していこーぜ!!!』公演にて、髙畑結希卒業公演が開催された。

髙畑は2015年にSKE48の7期生として加入し、2016年よりTeam Eのメンバーとして活動してきた。卒業公演は、昨年スタートしたSKE48 Team E初のオリジナル公演『声出していこーぜ!!!』。自己紹介ではおなじみのキャッチフレーズ「はたごんと一緒にうどん食べに行く～？」を披露。ファンの皆さんからサプライズとして会場中に「9年間たくさんの幸せをありがとう」と書かれたメッセージカードが掲げられると髙畑は、「こちらこそ本当にありがとう！外は雨が降っているみたいで、お足元の悪い中劇場に来てくださり本当にありがとうございます！」と感謝を伝えた。

同期の浅井裕華は「はたごんの卒業が決まってから毎日泣きそうだったけど、卒業の日まで取っておいてと(髙畑に)言われていたので…今日はたくさん泣いていきたいと思います」と愛を伝える。他のメンバーからも十人十色の愛情を伝えられる中、和やかに公演は進んでいく。

アンコールではファンからの大きな「はたごん」コールが場内に響きわたり、「あなたへ」まで公演曲17曲を披露。再び盛大な「はたごん」コールが響く中、Wアンコールからの卒業コーナーで、髙畑が初めてセンターを務めた思い出深い楽曲「人生の無駄遣い」を7期生全員で披露した。そして、卒業ドレスに身を包んだ髙畑とドラフト2期生の3人も加わり「桜の花びらたち」を披露。

続いて、ファンからサイリウムカラーの青と白の花束と花冠のプレゼントが届き、同期の太田彩夏が手紙を朗読。太田は、第一印象は最年長でお姉ちゃん的存在でもあった髙畑と、ここまで仲良くなれると思っていなかったと振り返る。年の離れたメンバーとも同じ目線に立ち寄り添ってくれた優しさ、自身が選抜入りをする前も気にかけてくれ、選抜入りしたときは一緒に喜んでくれた髙畑の存在がチームは違えど支えになったとつづり、会場からはすすり泣く声が聞こえる中、「卒業後も有言実行する姿に同期としてすごく誇りに思います」と感謝の気持ちがあふれる感動的な手紙が送られた。

髙畑は「チームは違ったとはいえ、9年間相談に乗ってくれたり選抜メンバーでのポジションではいつも近くにいてくれたり。これからも友達として仲良くしてください！」と太田へ伝えた。

続いて鎌田菜月が髙畑の母からの手紙を代読。「好きなことに挑戦している結希はキラキラでした」と思い返し、「どんな時も結希は結希らしくいつもの笑顔で明るく人生を楽しいものにしてください」と新しく歩み始める髙畑へエールを送る。髙畑は「心配もたくさんかけたと思うんですけど、毎日たくさんの愛を感じた9年間で本当にありがとうございました。これからもよろしくお願いします」と家族への感謝を伝え、最後のあいさつに。

卒業発表してから今日まであっという間で実感があまりなかったという髙畑は、この9年間を振り返ると「きっと悔しかったことやつらかったことがたくさんあったはずなのに、楽しい思い出しか出てこなくて、今はとても幸せな気持ちで立っています」と笑顔で話し始める。会社員を辞め名古屋へ来たときのことを振り返り、「9年越しですが、当時の会社の方々にも感謝の気持ちでいっぱいです」と感謝し、当時の自分の夢についても「研究生の最初の生誕祭で“女優さんになりたい”って言っていたんだな」と回顧。「いろんなメンバーの活動を見てきて、どんどん自分に自信をなくしてしまって、自信を持って夢を言えなくなった時期もありました」と明かしながら、そんな中でファンに感謝したいことがあったと話す。

「自分の夢ややりたいこと、かなえたいことをステージで口にすることは勇気が必要なことだと思うんです。でもファンの皆さんが“想いは伝えないとだめだよ、ファンを頼ってね”と言ってくださって。勇気を出して伝えたとき、“一緒にかなえよう”と背中を押してくれました」とファンの皆さんの存在に支えられたアイドル人生だったと笑顔を見せた。

卒業ドレスについても「かわいいものが好きなので、アイドル最後ということでピンクのドレスが着たいと衣装さんにお願いをしました」と話し、「授業参観みたいだとみんなに言われた、オーディションのときに着けていたパールのネックレスを9年ぶりに着けてみましたが、今は似合う女性になれましたか？」と問いかけ、会場は大きな笑顔と歓声に包まれた。

「これからは最初に掲げていた“女優さんになりたい”という夢をまた一から覚悟を持って追いかけていけたらなと思います」と力強く語り、「いろんなところで私を見つけてくださって、好きになってくれて、本当にありがとうございました。そしてTeam Eでよかったと心の底から思っていて、今まで一緒に活動してくれて支えてくれて本当にありがとう」とファンの皆さんやメンバーへの感謝の気持ちを伝えた。

そして、卒業後、7月1日よりファンクラブサイトの開設を行うこと、ABC Cooking Studioで料理教室を開始すること、FM香川にてレギュラーラジオが開始すること、香川県のYouTube企画に参加することを発表。「卒業後はゼストに所属し、女優業をはじめ年齢は関係なくこれからもやりたいことにチャレンジしていきますので、これからも見守っていただけるとうれしいです」と、SKE48での初選抜曲「ソーユートコあるよね？」で劇場公演を締めくくり、笑顔でステージを後にした。

Team E 髙畑結希メッセージ

SKE48で活動させていただいた9年間は本当にかけがえのない宝物でした。ファンの皆さんをはじめ、たくさんの方に支えられて卒業を迎えることができました。会社員からSKE48に加入して、多くのすてきな経験をさせていただきました。どの瞬間を切り取っても私のアイドル人生、ファンの皆さんの存在が大きかったです。私をアイドルにしてくださり本当にありがとうございました。そして、応援をしてくださりありがとうございました。これからは1人の人間として、髙畑結希として女優業を中心に活動をさせていただきます。9年間で学んだことを生かしながら今後も人生を楽しみたいです！これからも、ぜひ応援をよろしくお願いします！