2024-06-12 07:00

乃木坂46の久保史緒里と向井葉月がプロ野球交流戦で今季初登板!広島カープ秋山選手との対戦から目を離せない!?

始球式に登場予定の久保史緒里(左)と向井葉月(右)
始球式に登場予定の久保史緒里(左)と向井葉月(右)
ⒸByakuya Shobo Co.,Ltd 2024

6月7日(金)の「巨人対オリックス戦」に、日向坂46のキャプテンで、大のジャイアンツファンである佐々木久美が始球式に登場した。坂道シリーズにとっての今季初マウンドは、一塁側に大きく逸れる大暴投となってしまい、巨人も試合に敗れてしまった。坂道シリーズの初戦として白星を飾れなかったが、6月13日、15日には乃木坂46から3期生の向井葉月と久保史緒里の2人が続けて登板予定。推しチームの勝利の女神になれるか、期待が高まる。

6月13日(木)の「西武ライオンズ対広島カープ戦」に向井、6月15日(土)の「楽天イーグルス対広島カープ戦」に久保の始球式登板が決まっており、両者ともに準備万端の模様。

向井は6月10日に公開されたブログで、西武ライオンズの二軍球場で試合を観戦して、闘志を高めたことを報告。ブログには投球練習中の写真がアップされており、サウスポーの向井が足を上げて静止する姿は、西武で現役を引退した内海哲也投手、今季注目のルーキー・武内夏暉投手の投球フォームを彷彿とさせた。

昨年の向井の始球式は、乃木坂46の公式YouTubeチャンネル『乃木坂配信中』でその様子が密着されている。試合前に推し選手の岡田雅利捕手と練習し、自信をつけてマウンドに上がるも、本番は右バッターの背後を通るワンバウンド投球になってしまう。セレモニー後には悔しさの余り目に涙を滲ませ、今回の登板では“ノーバン”投球のリベンジに燃えている。

一方、久保はパーソナリティを務める『乃木坂46のオールナイトニッポン』の放送前に投球練習を行っている。今回の始球式に向けて入念な準備を進めている久保は、あまりに気合が入りすぎて、楽天の荘司康誠投手のユニフォームを着たままラジオの収録を行ったことが、公式Xの写真で明らかに。荘司投手本人からも「僕よりユニフォームが似合っちゃってるので本番では着ないでほしいです。練習頑張ってください」というコメントが届いていた。

昨年の始球式では、二人ともチームに勝利をもたらしており、最下位に沈む西武ライオンズは今後の巻き返しに、楽天はソフトバンク相手に大敗を喫するも交流戦で勢いに乗っているため、両チームにとって二人の登板は朗報だ。

しかし、二人の登板で安心することはできない。というのも、乃木坂46×始球式には不吉なジンクスが存在する。乃木坂46のメンバーが始球式を務めると、先頭打者ホームランが出やすい、というのだ。これまでだと、2022年に秋元真夏(当時は在籍)、卒業生の高山一実、4期生の金川紗耶が始球式を務めた直後に、ソフトバンクホークスの三森大貴選手が2本、周東佑京が1本打っている。昨年久保が始球式を務めて楽天が勝利した試合でも、日本ハムの松本剛選手に先頭打者ホームランを打たれている。

この4人は同じパ・リーグの選手のため、対戦する機会の多さから打たれる可能性はある。今回、二人がマウンドに立つ試合の相手は、両試合ともセ・リーグの広島カープだ。対戦機会の少なさからパ・リーグの選手よりは安心できるかもしれないが、カープには最も警戒しなければならない選手を擁している。秋山翔吾選手だ。日本人シーズン最多安打記録を持つ秋山選手は、6月5日の試合で今季2本目の先頭打者ホームランを放ち、現役選手では最多の先頭打者本塁打23本を記録している。両日ともに、不吉なジンクスを断ち切るにふさわしい選手が待ち構えているというわけだ。

久保と向井の二人には、ぜひともそんなジンクスを打ち破る力強いピッチングをして、楽天と西武の両球団を盛り上げてほしい。乃木坂46に在籍中のメンバーが始球式を務めた事例に絞ると、引き分けを挟んで現在6連勝中で、ホームチームに勝利をもたらしているのがわかる。両試合で勝利をもたらしたあかつきには、個人的に応援しているオリックスがBクラスで苦しんでいるので、乃木坂46メンバーに始球式を務めてもらって、助けてほしいものだ。

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