テレビ朝日山本雪乃アナ、初エッセイ出版「こうやって囲まれる日が来るとは」
テレビ朝日・山本雪乃アナウンサーが、3月28日に初のエッセイ「ホップ!ステーップ!ピンク!-山本雪乃ができるまで-」(ワニブックス)を発売。都内で出版記念イベントを開催し、その直前、報道陣のインタビューに応じた。
本作は、テレビ朝日系情報番組『グッド!モーニング』のピンクのジャケットを着たインタビュアー・山本アナが、「女性アナウンサーの理想と現実」についてつづった等身大の初エッセイ。
「あと一歩」が頑張れなかった新人時代、「辞めるなら早く辞めたほうがいいよ」と厳しい現実を突きつけられた日々…。順風満帆とはいえない、“低空飛行”のアナウンサー人生。それでも、腐らずにいられたのは、そばにいてくれた家族や友人、先輩や共演者からもらったすてきな言葉の数々があったからという。
出来上がりを手にした山本アナは「普段は私もそちら(記者席)で取材して囲む側ですので、こうやって囲まれる日が来るとは思っていませんでしたし、来ていただいて本当にありがとうございます。3月28日に本を出版しまして、気持ちとしては“ついにできた”という気持ちと、“まだ夢の中なんじゃないか”という気持ちです(笑)」と、率直な今の心境を明かした。
テレビ朝日本社の目と鼻の先にあるこの日のイベント会場。「こちらにも見に来まして。友達からも『並んでるよ~』って送られてくることもあって。この間、フジテレビの(アナウンサー)永島優美ちゃんから…すごく仲が良くて同期なんですけど、写真と本屋さんに並んでる写真と一緒に“長い感想”が送られてきました(笑)。“大好きな雪乃もっと大好きになったよ”みたいなメッセージを添えて。つい写真を撮りましたって言ってくれて、いろんな本屋さんに、全国の本屋さんに自分の本が並んでいるんだなというのがすごくうれしかったし、それを実感しました」と周りの反響も伝えた。
本作のタイトルは自身で命名したという。「なかなか眠れない時に降ってきた感じだったんですけど(笑)。ホップ・ステップ・ジャンプ…皆さんご存じの通り、(自分は)決して今ジャンプできている状態ではなくて、人気アナウンサーでもないですので(笑)、人気アナウンサーじゃなくて、ジャンプもできなかったけど、“ピンク”になっていたということで、ホップ・ステップ・ピンクだなと思って(笑)。でも、このステップも軽々ステップできなかったので、このなかなか表記しにくい『ステーップ!』にあえてしてもらって、ここで私の10年、アナウンサーになって10年を表現させていただきました」と、その思いを打ち明けた。
作中には、エッセイはもちろん、番組共演者との対談なども収録されている。「今回、羽鳥慎一さんが対談をしてくれて、まさか羽鳥さんと対談をさせてもらえるなんて思ってもいなかったんですけど、羽鳥さんとの対談がなかったら、この本は出来上がってなかったかなと思うぐらいで。帯にも羽鳥さんの言葉を使わせてもらって。『本ができました』って渡した時も、一応手紙と一緒に渡したんですけど、1回『手紙はちょっといい(笑)』『いらないけど…』みたいな優しい冗談を言いながら、でも『すごいね』『なんかすごいよ』って褒めてくれてとってもうれしかったですし、羽鳥さんとの出会いがなかったら今の自分はないなと思っています」と、最大の感謝の気持ちを示していた。
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