乃木坂46 一番上の期生として挑んだバースデーライブ…阪口珠美×向井葉月が先輩へのリスペクトや思い出を振り返る
尊敬する先輩が卒業し、一番上の期生となって初のバースデーライブに挑んだ乃木坂46 3期生から阪口珠美、向井葉月にインタビュー。バースデーライブを振り返り、込み上げた感情を語ってもらった。
突然の登場
――本題に入る前にお聞きします。年始の「芸能人格付けチェック!2024お正月スペシャル」で社交ダンスを披露していましたね。
阪口珠美 練習しました。でも、5日くらいしか練習日がなくて(笑)。急いで専用の靴とレッスン着を買って。初めて湿布も買いました(笑)。練習していることはメンバーも知らなかったんです。スケジュールにはダミーの番組名が書いてあって。
向井葉月 「レッツ・エンジョイ・ライフ」っていう謎の番組(笑)。私は珠美にレギュラー番組が決まったんだなと思っていて。まさか「格付け」だとは思わないから。
阪口珠美 大変だったけど、いい経験でした。
向井葉月 私は後で見ました。「えっ、珠美!?」ってビックリして。
阪口珠美 反響もあったし、出演メンバーのリアクションもよかったです。
思い出で涙する楽曲も……
――与田(祐希)さんは椅子から転げ落ちてましたからね。さて、バースデーライブで印象的な曲を挙げてもらいましたが、それ以外にはありますか?
阪口珠美 「ハルジオンが咲く頃」です。これは涙がこぼれそうになりました。
向井葉月 我慢する曲だよね。
阪口珠美 曲前にVTRが流れたんですけど、リハでは流れなかったんです。その映像は5周年の時のもので、3期生として初めて披露した曲なんです。そんな曲を3期生だけで歌うことができて、本番は当時の思い出がフラッシュバックして。あの時の気持ちが蘇りました。
向井葉月 うん、わかる。当時は、「(会場が)えっ、大きい。どうしよう」って思ったけど(笑)。今は客席をしっかり見ることができるようになって、メンバーがいい顔で歌っているのもちゃんと見たし。私は3列目の端っこだから、みんなの顔が見えるんです。すごい笑顔で、泣けましたね。いや、泣きそうになりました。今回、泣かないように頑張っていたんですけど、1曲だけ泣いてしまったんです。それが3日目の「しあわせの保護色」です。これはぼろ泣きしました。多分モニターには映ってないと思うんですけど。
阪口珠美 そうだったんだ。
向井葉月 白石(麻衣)さんが包んできた乃木坂46って本当にいいグループだったんだなと思わせてくれる曲です。今、3期生が一番上の期になって、それに対して自信を持てないことが多くて、やっぱり葉月には先輩が必要だって思ってしまうんです。先輩に戻ってきてほしいなって思って歌っていたら、泣いちゃいました。
阪口珠美 わかるよ。
向井葉月 DAY3の「新しい世界」はセンターをやらせてもらったんですけど、オリジナルのセンターの(鈴木)絢音さんにアドバイスをいただきました。「この部分、どうしたらいいですか?」って聞いたら、「ここは振りよりも自由に表現していいよ」と言っていただいたので、自分なりに表現してみました。絢音さんリスペクトを忘れずに。
――先輩への愛が強いんですね。
向井葉月 1・2期生さん時代の乃木坂46が好きで入っているので。どうしてもその思いが強くなってしまいます。
阪口珠美 DAY3の「平行線」はオリジナルメンバーで歌えたことが1、2回しかなくて。それが悲しかったんです。衣装を着て、ちょっと大人になったメンバーでできたのならすごく嬉しかったです。
向井葉月 いい曲だよね! 大好き。裏のモニターで見てて、沸いたもん。あと、DAY4の「命の冒涜」が好きです。千葉県メンバーの曲なんですけど、ダンスがみんな上手くて、パフォーマンスを届ける力が強くて、引き込まれちゃいました。終わってからも本番のこの映像を何回も見返しました。
阪口珠美 私は「Wilderness world」のダンスが好きで。センターステージでかっきー(賀喜遥香)がカッコよく踊っていたなと思って。美しさも強さもあって、かっきーにピッタリでした。
――覚えることがたくさんあって、大変だと思いますけど、ミスはなかったですか?
向井葉月 大体ハケるのは上手と下手のどちらでもいいんですけど、全員上手からハケないといけない場合がたまにあるんです。私が下手からハケようとしたら、イヤモニから「全員上手ハケ!」って言われて、「おっと!」ってなる瞬間が結構ありました。
阪口珠美 基本的には早く着替えないといけないんですけど、後でMCがあるから着替えちゃダメなこともあるんです。でも、たまに急いで着替えちゃうことがありました(笑)。