今田耕司、矢部太郎の活躍ぶりをたたえる「感情面も含めていろんな面で豊かになった」
タレント・矢部太郎の3年ぶりとなる新作コミックエッセイ『プレゼントでできている』(新潮社)が、3月27日(水)に発売された。発売日となったこの日、都内で先輩芸人・今田耕司を招いたトークイベント取材会が開催された。
本作は、職業柄かその細い見た目からか、人からよく「もの」をもらう矢部が、有形無形を問わないさまざまな「もらう・あげる」の体験を、時にほのぼのと、時に深く描く。「もう会えない誰かや、目に見えない何かとも、“プレゼント”でつながれる」というストーリーが展開される。
矢部の作家としての才能について今田は「いろんな感情の起伏が、長い付き合いでも分からなかったんですよ。でもようやく、漫画っていう表現方法を矢部太郎が手にしてから、感情面も含めていろんな面で豊かになったような気がします。お笑いだけでやっている時って、今の緊張とはまた違う緊張感がいつもあったから、苦しそうに見えた時もあったし、そういう意味では、やっぱりこの漫画っていう表現、たまりにたまった矢部太郎の才能が、舞台と違う表現方法を見つけたっていうのが、ものすごく大きいことになっていると思います」と、現在の活躍ぶりをたたえた。矢部は「漫画じゃないと描けないことが、やっぱり僕みたいな性格だと」と照れ笑い。
今作を実際に読んだという今田。「むちゃくちゃ面白かったです。特に登場人物も知っている人が出てくるので。板尾(創路)さんの回は、もうたまらんから(笑)」と、具体的なエピソードを提示して2人で大爆笑。
最後に今田は、書籍を持ち「好きな飲み物…どちらかといえば温かい飲み物でも置きながらゆっくり読んで、ちょっとほっこりしていただくにはもってこいの本だと思います。誰も傷ついてませんから、幸せな本でございますから、読みやすいしね!」と、アピールしていた。
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