島崎遥香「時代が追いついてくれた」“塩対応”を振り返る
アイドルグループ「AKB48」の元メンバーで、現在はモデルや俳優として活躍する島崎遥香が、3月23日(土)に初のエッセイ『ぱるるのおひとりさま論』(大和書房)を発売。3月24日(日)、都内の書店でサイン本お渡し会を開催し、その直前、報道陣のインタビューに応じた。
本作はーは「ひとりでいるから気づけること」「ひとりならではの大変さをどう考えるか」「ひとりでフレンチのフルコースを食べた話」「結婚を匂わされたエピソード」など、ぱるる独自の視点で語られる“おひとりさま論”が満載。楽しく読みながら「もっと自分のために生きていいんだ」という勇気がもらえるようなヒントがちりばめられている。
32ページの撮り下ろしフォトに加え、ぱるるが実際に利用している店舗や商品、レクリエーションなどを紹介。悩める全ての“おひとりさま”が参考にできる読むと元気が出る1冊だ。
出版のきっかけについて島崎は「30歳になる記念で…っていうご相談を頂いて、写真集とは違った一面を出せたらいいかななんて思ったりもして。エッセイは出したことがなかったので、今までで。自分の思いだったり、語る場所も今までなかったので、ここで記念として、ファンの皆さまにもそうですし、これまで自分が経験してきたこと、思っていたことを書けたらいいなと思って書かせていただきました」とその経緯を明かす。
「1人だと、どこに行っても孤独に感じるとか、どこか周りと自分が違うなとか、そういった孤独を感じている人たちに、『私も同じだよ』『1人でも大丈夫だよ』『明るく生きていこう』みたいな感じのメッセージを書いているので、夜中にふと寂しくなった瞬間とかに読んでもらえたら安心してもらえるような、そんな本になってると思います」と続けた。
かつては“塩対応”という言葉で表現されることが多かった島崎。「私自身も本当に1人で浮いてて(笑)、ずっと浮いてきた存在なので、今になって、“塩対応”って言葉も今はいい言葉に使われたり、いい感じになってきて、昔だとすごくマイナスなイメージが多かったんですけど、今は結構プラスのイメージで捉えてくれている世代が増えたみたいで(笑)、時代が追いついてくれたなと思います」と照れ笑いをのぞかせた。
今では普通に1人であらゆるところに出掛けることも多いそうで、「オススメできるお一人様の過ごし方は?」との質問に、島崎は「一番は趣味。1人でできる趣味を見つけることじゃないかなと思っています。私、今まで趣味っていうものが一つもなかったんですけど、趣味ってやっぱりグループで、誰かと一緒にならなきゃいけないっていうことが多かったと思うんですけど、私はかき氷巡りっていう、1人でかき氷を、いろんな県をまたいでとか、かき氷を巡るっていう趣味を見つけてから、結構外にも出るようになりました。そこのかき氷好きさん、“ゴーラー”って言うんですけど(笑)、かき氷好きの方と、ゴーラーたちと普通にお店で話せるようになったんですよ」と、新たな発見に目を輝かせていた。
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