渋谷凪咲、千鳥ノブを絶賛(？)「情けない顔がお上手…」

サントリーチューハイ「-196(イチキューロク)」の新CM発表会が都内で行われ、同CMに出演しているお笑いコンビ・千鳥と、タレントの渋谷凪咲が登壇。撮影エピソードなどを披露した。

今回のTVCMでは、仕事での失敗や嫌なことがふと頭をかすめ、情けない気持ちにさいなまれる千鳥ノブ・大悟の元に、“-196ウーマン”に扮(ふん)した渋谷凪咲が突如現れ、「-196」を差し出し、空に連れていく。上空で「どかーん！と一発！」と、-196ウーマンの渋谷が謎のエネルギー体をバットで打ち返し、巨大なレモンにヒット。「どかーん！と気分大逆転！」と渋谷が2人のモヤモヤを吹き飛ばす様子を描いている。

この日もCMで着用した衣装をまとい登壇した渋谷。CM撮影で大変だったことについて「すごく壮大な世界観の中で、私、結構、宙に浮いていたじゃないですか…宇宙から来ました(笑)。実はワイヤーで吊るされながらずっと撮影してて、1時間ワイヤーに吊られていました」と撮影当時を振り返る。

また「アクティブな動きが多くて、宇宙から地球に降り立った時も、結構かっこいいポーズで、アクションの方に教えていただきました。あとバッティングでカッ飛ばしたりもして、ボールを打って飛ばしたりとかしました」と続けた。

また千鳥ノブは「凪咲ちゃんと一緒だったのが、ドンって降りてきて、アスファルトが割れてね、かっこいいポーズを決めるところを結構やりましたよね。十何回も繰り返してやったんですけど、僕はコケてるシーンで腰骨を強打15回！ あそこが苦労しました、自分の中で」と告白すると、大悟が「(ノブは)そういうのでお金を請求するのが好きなんで、そういうのやめてくれ」と指摘。「するわけないやろ！」とノブから即座にツッコミが返ってきた。

一方、大悟が撮影で苦労したことに関して「(CMでの)最初のシーンが、きれいなセメントにコケないとダメなんですけど、きれいなセメントのままじゃないとダメなんで撮りで、NGを出すともう1回セメントをやり直さなきゃいけないので、そこの緊張感がやっぱりすごかった。それ最後に撮ったんですけどね」と、プレッシャーに打ち勝って出来上がった作品に、満足そうな表情をのぞかせた。

ただ、想定外のハプニングもあったそうで、渋谷は「ノブさんとの撮影が何テイクも繰り返しで。ノブさんが落ち込んでいる演技とか、おしり着いているシーンとか、やっぱり情けない顔がお上手というか(笑)、本当に似合う。倒された時もびっくりした顔をされていたんですけど、それも色あせない情けなさといいますか」と独特の表現で回想。ノブも「今見たら、全身情けない…」と認める。

渋谷が「それで勇気づけてくれるなって思いました」とたたえると、ノブは「それで最後にスカッとする！」と、うまくまとめ上げていた。

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