イコラブ沼にハマってみた ep.2 ~古きを知り、新しきを知る~

=LOVEリーダー・山本杏奈
ⒸByakuya Shobo Co.,Ltd 2024

アイドルグループ「=LOVE」を個人的な視点で分析し、改めてその魅力をお伝えします。

3月2日に武蔵野の森総合スポーツプラザで開催された=LOVE(以降、イコラブちゃん)のライブ「Tell me what’s more than “LOVE”」に昼・夜と参加しました。ライブは初参加だったので始まる前は緊張していたのですが、初心者でも楽しめる会場の雰囲気と、イコラブちゃんたちの素晴らしいパフォーマンスを生で観ることができて最高に楽しかったです! 佐々木舞香ちゃん推しとしてはサマチョコの衝撃に気絶しかけるなど危ないシーンも多々ありました(苦笑)。ライブについてはまたどこかで書きたいと思います。

さて、前回のコラムではイコラブちゃんとの出会いについて書きました。「イコラブちゃんいいな」「XXちゃん可愛いな」そう思った後に取る行動は人それぞれ違うと思います。

とにかくグループやメンバーの情報を調べる、曲を聴く、ライブの円盤を買う、生写真を集める、イベントに行ってみる、SNSやリアルでヲタ友を作る…等々、いろいろある選択肢の中で私は「古きを知る」を最初に選びました。

6年間活動を続けてきたイコラブちゃんがこれまでに歩んできた道を少しでも知りたい。ファンの皆さんがこれまでに見てきた景色を知りたい。そう思っていたところ、YouTubeの=LOVE公式チャンネルに「Documentary of =LOVE」があることを知り一気に観ました。

Documentary of = LOVE
Episode0 予告編
Episode0 『Audition』
Episode1 『Training Camp / Part1』
Episode2 『Training Camp / Part2』
Episode3 『MV Shooting & Rehearsal for TIF』
Episode4 『Tokyo Idol Festival』
Episode5 『2017:debut year part1』
Episode6 『2017:debut year part2』
Episode7 『The Stage』
Episode8 『idol』
Episode9 『12』
Episode10『Fun』
Episode11『ideal』
Episode12『LOVE』
Episode13『CAMEO Camp part1』
Episode14『CAMEO Camp part2』
Episode15『全員、主役。』
Episode15.5『2085l』

ドキュメンタリーの前半は、メンバーオーディションの映像から始まり、合格後の練習風景、初めてのMV撮影やライブ(TOKYO IDOL FESTIVAL2017)の裏側、デビュー1周年記念プレミアムイベント(Zeep Diver City TOKYO)の映像が収められていて、観ている側も思わず緊張して手に汗握るシーンが多く含まれます。

特に練習の厳しさは印象的で「あなたたちは絶対に売れません」と厳しい言葉を投げ掛けられるシーンは衝撃でした。アイドルの華やかさの裏には私たちが想像できないほどの苦労があることは、頭では分かっているつもりですが、自分にリアルに重ねることは難しいです。映像は自分がそこにいるような距離感で映されていて、自分が実際に怒られているような感覚になりました。こうした厳しい経験を数えきれないほど積んできて、今の彼女たちがいると思うと「絶対売れるよ!(ってかもう売れてるよっ)」と応援したい気持ちが強くなります。

ドキュメンタリーの中盤から後半にかけて、個人にフォーカスしたシーンが増えていきます。1stシングルからセンターとしてグループを引っ張る髙松瞳さん。活動休止から復帰してより強い輝きをみせる佐々木舞香さん。いつも明るく元気に見えるけど、実は小さい頃は泣き虫で、活動する中でもいろんな迷い・葛藤を抱えている大場花菜さん。初期の頃は積極的に喋れず苦悩していたけど、ファンを想って変わっていった大谷映美里さん。そしてリーダーとして常にグループのことメンバーのことを考える山本杏奈さん。他のメンバーも含めて一人一人のコメントや話をもっとじっくり聞きたくなります。


=LOVE(イコールラブ)/ Documentary of =LOVE -Episode12『LOVE』

ドキュメンタリーならではのシーンも多く、リーダーの山本さんとセンターの髙松さんがお互いすれ違う時期や、CAMEOの合宿で齋藤樹愛羅ちゃんが、なかなか自分の想いを口に出せないと泣き出してしまうシーンは印象的でした。表のキラキラとした部分だけじゃなく、リアルな一面も映し出してくれるのは、ファンとしてとてもありがたいです。

Documentary of =LOVEは、彼女たちの濃い6年間の歴史を知るには短い映像かもしれませんが、イコラブちゃんの歩みを知る上ではとてもよくまとめられた映像なので、まだ観たことがない方はぜひ観てほしいです。また、一度観た方も改めて見返してみると違った観え方がするかもしれません。メンバー一人一人の個性が見えてきて、全員主役、全員ヒロインとはどういうことか、スッと腑に落ちます。

ドキュメンタリーといえば、昨年公開された映画『=LOVE Today is your Trigger THE MOVIE』の存在を忘れてはいけませんね。私は映画館でリアルタイムに観ることができなかったので、3月27日に発売されるBlu-ray&DVDを大画面で観たいと思います。

イコラブちゃんの古き歴史を知ることで、彼女たちの一歩一歩の歩みがさらに楽しくなりました。そしてまだまだ続く新しき歴史をこの目に刻んでいきたいと思います。

【=LOVE 5th Anniversary BOOK『STORYs』】
Amazonで購入

【BUBKA 2022年 5月号増刊 =LOVE 佐々木舞香Ver.】
Amazonで購入

【BRODY 2021年10月号増刊 =LOVE 佐々木舞香Ver.】
Amazonで購入

【BRODY 2023年10月号増刊 =LOVE 佐々木舞香・野口衣織Ver.】
Amazonで購入

【野口衣織ファースト写真集 君にしか教えない】
Amazonで購入

関連記事

BUBKA RANKING11:30更新

  • 連載・コラム
  • 総合
  1. すべての球団は消耗品である「#3 1999年の野村阪神編」byプロ野球死亡遊戯
  2. プロ野球・俺たちが忘れられない助っ人外国人たち…伊賀大介×中溝康隆が語る
  3. DABO「Platinum Tongue」かく語りき…Rの異常な愛情 番外編
  4. 渡辺正行「テレビに出る前の原石を、たくさん見ることができたのは幸せですよね」
  5. 宮戸優光「前田さんとの関係が、第三者の焚きつけのようなかたちで壊されてしまったのは、悲しいことですよ」【UWF】
  6. 乃木坂46、10年の歴史…3択クイズで振り返る
  7. 【BUBKA WEB限定カットあり】私立恵比寿中学・星名美怜、昨年開催された「大学芸会」を振り返る
  8. 「『ラストアイドル』とは何だったのか?」ほか BUBKAコラムパック2022年5月号配信
  9. 2021→2022 年末年始テレビストリーミング<内田名人>
  10. 乃木坂46与田祐希「『難しいからやらない』『あきらめる』っていうのは絶対違うなと思う できる限りは全力で挑戦したいなって思います」
  1. 乃木坂46冨里奈央、清涼感あふれる制服姿のグラビアショット
  2. 乃木坂46遠藤さくら「ライブの熱量をそのままDARSに」、菅原咲月「一回り成長した姿を」アンバサダーとしての意気込みを語る
  3. テレ東・田中瞳アナ、初のフォト&エッセイ発売決定「恥ずかしいけれど見てみてください」
  4. 佐藤栞里「すごい時代になったなぁ」サプライズギフトに感激
  5. すべての球団は消耗品である「#3 1999年の野村阪神編」byプロ野球死亡遊戯
  6. 乃木坂46梅澤美波「怖がりはやっぱり圧倒的に遠藤さくらちゃん」箱の中身対決で明らかに
  7. アイドルグループ『ラフ×ラフ』リーダー齋藤有紗「浴衣で踊るのが新鮮」2ndワンマン昼夜公演開催
  8. 【TIF2022】FES☆TIVE、真夏のお祭り騒ぎでファンを勇気づける!
  9. 乃木坂46早川聖来“卒業記念”写真集「また、いつか」より秋元康氏による帯コメント到着!裏表紙カット4点も公開に
  10. SKE48荒井優希&赤井沙希“令和のAA砲”、第10代プリンセスタッグ王座陥落