SKE48 TeamS『どうでもよくない』MV撮影独占密着
SKE48の最新シングルのカップリング曲の一つであり、Team S楽曲の『どうでもよくない』。そのMV撮影に密着取材。センター・野村実代の輝きと、メンバー12人が一つの作品を作り上げていく心地よい団結感をお届けする。
進むしかない
Team SのMV撮影現場に向かう車中、何気なく公式サイトを開いた。Sの面々の人数を数えてみると驚いた。現時点で13人しか所属していないではないか。昨年秋から青海ひな乃はタイを拠点に活動を始めたため、この日の撮影に参加するのは12人。通常の劇場公演は12人にプラスして、4人のポジションは研究生か、他のチームからのアンダー出演でまかなっている。
一昨年5月、Team Sはオリジナル新公演プロジェクト第一弾として「愛を君に、愛を僕に」公演をスタートさせた。当時、レッスンに参加していたのは19人。月日は容赦なくチームの形を変えていく。
歴代最少人数となった現Team Sではあるが、若さと明るさが損なわれたわけではない。相変わらず控室はにぎやかだった。
シングルに収録されるTeam Sのカップリング曲、最初のカットはセンター・野村実代から始まった。
野村実代 前回のシングルのTeam S曲ではWセンターをやらせてもらったんですけど、今回は単独のセンターをいただきました。思い返してみたら、単独はなかったので、大きいことをさせてもらっているなって思います。私が入ってきた時は(松井)珠理奈さんがセンターにいたから、私がまさかセンターに立つ日が来るなんて思ってもいませんでした。でも、不安はないです。これまでみんなと一緒にたくさんの時間を過ごしてきたから、楽しい気持ちでいられます。
タイトルは『どうでもよくない』。その意味をセンターはこう捉えている。
野村実代 タイトルを聞いて、「どういうこと?」と思いました。でも、歌詞を読むと、自分の意志をしっかり持って生きていこうということなんだなって伝わってきました。でも、「細かいことはどうでもよくない?」という意味にも捉えられるなと思って。どっちでも正解なんでしょうね。