AKB48大西桃香、“日本酒エッセイ”を出版「飲んで記憶を失うことがあったり…」
アイドルグループ「AKB48」のメンバー・大西桃香が、2月7日にエッセイ「47の素敵な日本酒」(幻冬舎)を発売。都内で出版記念イベントを開催し、その直前、報道陣のインタビューに応じた。
奈良県出身の大西が、奈良市観光大使を務める活動の中で出逢い、大好きになったという日本酒。47都道府県それぞれの日本酒を1本ずつ紹介するエッセイを、2021年からウェブサイト「幻冬舎plus」で連載してきた。本作は、それらのエッセイに加え、連載用に撮影していた写真のアザーカットや、書籍用に浅草で撮り下ろした写真を収録。撮り下ろし写真では、大西と飲み歩きデートをしているかのような、自然な表情も収められている。
『エッセイ出したんだなぁ』
大西は「私が初めてエッセイを書いた本になります。私自身、自分が書いた文章が本になるは初めての経験なので、こうやって今、実物を手に取って中身を見て、『エッセイ出したんだなぁ』って、今すごく感慨深い気持ちでいっぱいです」と、まずはしみじみ現在の率直な感想を明かした。
今回の連載~書籍化に関して大西は「私がAKB48 Team 8というところに所属していて、47都道府県の皆さまに会いに行くっていうことだったので、ちょっとそれにあやかって、私も47都道府県の日本酒を全て飲んでみたいなと思って始まりました。2年ぐらいの月日をかけて都道府県の全ての日本酒を飲んだ感想だったり、その時の思いだったりが詰まった本になっております」と、書籍に込めた思いも伝えた。
続けて「中身の特徴でいえば、今回は併せて朗読みたいな企画をやらせてもらったんですけど、それが今回QRコードで載っているので、目でも楽しめるし、耳でも楽しめるっていう新しいエッセイになっているかなと思います」と、アピールした。
みんなと一緒に学ぶ
元々お酒は好きだったという大西、そのきっかけについて「日本酒のエッセイを始めた時、最初めちゃめちゃ好きっていうわけじゃなくて、たまたま居酒屋に行って、『かっこいい名前の日本酒あるじゃん!』『飲んでみたい』って飲んだら『あ、おいしいじゃん!』と興味を持ったっていうお話をしていたら、エッセイを始めてみて、『みんなと一緒に学んでいけたらいいんじゃない』という感じで始まったので、めちゃめちゃ詳しかったわけではないんです」と、その経緯も説明した。
そして日本酒の魅力について「私もこのエッセイをきっかけに、いろんな種類を知り始めたんです。日本酒は、強いお酒で大人が飲むっていうイメージがあるんですけど(笑)、似ているようで全部が違ったという印象で。見た目は大体透き通ったお酒という感じなんですけど、飲んでみたら、ふわって甘い味だったり、『辛っ!』っていう味もあったり、その中でもまろやかな味だったり、爽やかな味だったり。飲んでみないとどんな味が分からないっていうのがすごく魅力的で。色で『こういう味なのかな?』って普通だったら分かっちゃうと思うんですけど、飲んでみるまでどんものが来るか分からないっていうので、私は毎回飲むたびにワクワクしながら飲んでいました」と、その魅力を口にした。
また「お酒は強いんですか?」との問いに、「普通…(笑)。自分自身強いと思っていたんですけど、飲んで記憶を失うことがよくあったりするから、世間的にみるとそんなに強くないのかなと思ったり(笑)。でも記憶を失う時にはメンバーが隣にいてくれるので(笑)、なんとなく『こんなことあったよ』って言われて、『いやまじでごめんな』みたいな(笑)、っていう感じで終わることは多いです。でもちゃんとおうちには帰っているので(笑)」と、ほほ笑ましいエピソードも披露していた。
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