AKB48本田仁美「卒業コンサート」開催!サプライズゲストに矢吹奈子ら
1月26日(金)パシフィコ横浜 国立大ホールにてAKB48 本田仁美のアイドル人生の集大成を飾るコンサート「本田仁美卒業コンサート~夢と希望に満ちた道~」が開催された。
2014年に「AKB48 チーム8 全国一斉オーディション」に合格し、栃木県代表メンバーとして12歳でAKB48に加入し10年。2018年には日韓共同プロジェクト「PRODUCE48」の最終オーディションに合格し、約2年半にわたりIZ*ONE(アイズワン)のメンバーとして日韓を中心に活動。AKB48の活動再開後には59thシングル『元カレです』、61stシングル『どうしても君が好きだ』2作のセンターを務めるなど、AKB48の中心メンバーとして活躍してきた本田仁美。メンバーの振付や動きを細部までチェックして指導することから “本田警察”と呼ばれ、IZ*ONEで培ったダンススキルと何事にもストイックに取り組む姿勢で、AKB48のパフォーマンス力を底上げする存在としてグループを牽引してきた。
卒業コンサートは、2021年にAKB48復帰後初のコンサートで披露した楽曲『涙の表面張力』で幕開け。圧巻のソロパフォーマンスでファンの視線をくぎづけにすると、表題曲で初選抜入りを果たした楽曲『NO WAY MAN』、初センターを務めた楽曲『元カレです』、2作目のセンターを務めた『どうしても君が好きだ』など思い入れの強い楽曲でオープニングを飾る。
怒濤(どとう)のダンスナンバーで早くも熱い盛り上がりを見せる中、冒頭のMCで本田は「10年間の感謝を込めてパフォーマンスをお届けします!」とあいさつ。向井地美音は「ひぃちゃんが韓国から帰ってきた時、気付いたらビッグスターになっていたので、後輩なんだけど緊張してめっちゃ敬語で話してました(笑)。選抜で一緒に活動するようになって仲良くなれたんですけど、やっぱり“本田警察”が怖すぎて私は忘れられないです(笑)」と本田との思い出を振り返り、『元カレです』のMusic Video撮影の時にも捕まったことを明かす。
続くユニットパートでは、大盛真歩・千葉恵里と『ハート型ウイルス』を披露し、あざとい笑顔でファンを魅了。倉野尾成美・下尾みう・村山彩希・山内瑞葵とは『思い出以上』をしなやかなダンスで魅せ、柏木由紀・向井地とは『抱きしめられたら』を妖艶な表情で披露。
ダンスブレイクを織り交ぜながらステージは展開していき、岡部麟・小栗有以・村山とは『She’s gone』を情感豊かにパフォーマンス。本田と特に仲が良いことで知られる小田えりなとはデュエットで『この涙を君に捧ぐ』を歌唱。互いに目を潤ませながら、チーム8で共に過ごしてきた思い出を辿るように大事に歌い上げる。
するとここで、矢吹奈子がサプライズで登場。2人のために用意されたシンメトリーの衣装に身を包み、48グループ・乃木坂46・欅坂46・IZ*ONEメンバーで結成されたユニット「IZ4648」の楽曲『必然性』を披露。“ひぃなこ”の愛称でも親しまれている元IZ*ONEコンビの息の合ったパフォーマンスに、会場はこの日一番の大歓声に包まれる。
昨年4月に同会場で卒業コンサートを行った矢吹は「ひぃちゃんの卒コンに来れてうれしいです! 私もこのステージで卒業コンサートをさせていただいたので、踊るのは10カ月ぶりぐらいかな? もうね、1曲でつらいかも(笑)。皆さん、今日は瞬きもあまりしない方がいいかもしれないです。ひぃちゃんを全部見逃さないように楽しんで帰ってください~!」とにこやかに呼び掛け、颯爽とステージを後にした。
中盤には、『永遠より続くように』『唇にBe My Baby』を弾ける笑顔でパフォーマンス。倉野尾が「ここで素すてきなビデオメッセージをご紹介します!」と注目を集めると、スクリーンに卒業生メンバーの川栄李奈・野呂佳代・小嶋陽菜から寄せられたコメント映像が。
本田が“憧れの先輩”と慕う川栄は「(IZ*ONEで)韓国に行って大変なはずなのに生き生きとしていて、テレビで観るたびにうれしかったです。そして、AKB48に戻ってきてくれて、AKB48ファンとしてもすごくうれしかったです。これからいろんな悩みも葛藤もあると思うんですけど、ひぃちゃんらしく自分の夢に向かって頑張ってください!」とエールを贈る。
テレビ番組での共演も多い野呂は「以前FNS歌謡祭で『根も葉もRumor』を一緒に踊らせてもらった時のリーダーシップがすごく忘れられなくて、とってもすてきな子だなと思いました」とコメント。同じ事務所の先輩でもある小嶋は「私がプロデュースしてるHer lip toのイベントにいつも手土産を持って来てくれて、若いのに本当にすごいなっていつも感心してるんですけど、手土産のセンスも良くて、普段からすごいリサーチとか自分で動いて行動するみたいなのをかなり努力してるんじゃないかなって思います」と本田とのエピソードを紹介しつつ、「そうやってたくさんの努力をしてきたからこそ、たくさん楽しいことがあると思うので、これからも活躍を楽しみにしています」と温かい言葉を贈る。
サプライズは続き、お笑いコンビのインディアンス・ニューヨークの2組がステージに登場。「めちゃくちゃかっこよかった!」「最高!」と口々に大絶賛し、インディアンスの2人は「(ユニットパートの)早着替えがすごすぎて!」「早着替えってあんなに早いんや(笑)」と興奮気味にコメント。そんな中、ニューヨークの屋敷裕政が「最初呼んでもらった時はただただうれしかったんやけど、コンサート観とるうちに4人震えてきて。こんな素晴らしいコンサートの中盤に俺ら出て大丈夫!?」と今の心境を明かすと会場も思わず笑いに包まれる。
終盤に差し掛かると『Make noise』『僕たちは戦わない』というクールなダンスナンバーで会場の空気を一変。さらに『言い訳Maybe』や初代チーム8メンバー9名による『夢へのルート』など思い出の楽曲をたたみかけると、場内のボルテージも最高潮に。エンディングでは、本コンサートにお手伝いメンバーとして参加していた18期研究生の秋山由奈が「大好きな本田仁美さんの最後の大きなステージにご一緒できて本当にうれしいです!」と語り、成田香姫奈が「私は後輩でいれた期間よりファンでいた期間の方がはるかに長いんですけど、こうして最後に一緒にステージに立てる機会をくださって本当に感謝しています」と堂々とコメントする一幕も。
本田のストイックな背中に憧れてきた後輩からの言葉に、本田も「2人はリハの期間にすごい上達が見えて、何曲も急きょ覚えてもらいました。心強い後輩がいて、これからのAKB48はものすごく安心です!」とうれしそうな表情を見せる。そして『スクラップ&ビルド』で明るく本編を締めくくった。
【本田仁美(AKB48)1st PHOTO BOOK 明日の向こう側 NFTデジタル特典付き】
⇒ Amazonで購入
【本田仁美(AKB48)1st PHOTO BOOK 明日の向こう側】
⇒ Amazonで購入
【AKB48向井地美音表紙:BUBKA (ブブカ) 2024年 3月号】
⇒ Amazonで購入
⇒ セブンネットショッピングで購入(セブンネット限定特典:AKB48向井地美音ポストカード1枚付き…3種からランダム1枚)
【NMB48上西怜表紙:BUBKA (ブブカ) 2024年 3月号増刊】
⇒ Amazonで購入
【AKB48小栗有以1st写真集 君と出逢った日から】
⇒ Amazonで購入
【BUBKA (ブブカ) 2023年 5月号増刊 AKB48 小栗有以Ver.】
⇒ Amazonで購入