2021-12-03 16:00
つのだじろう、楳図かずおら原作の“恐怖映画”を一挙特集
つのだじろう、楳図かずお、伊藤潤二原作の名作恐怖実写映画が、12月18日(土)より、東京・神保町シアターで一挙上映されることが決定した。
コロナ禍の巣ごもり需要でコミック市場が盛り上がる中、今年は「うずまき」等で人気の漫画家・伊藤潤二が“漫画界のアカデミー賞”といわれる「アイズナー賞」で作品賞と個人賞の2部門を同時受賞。
また近年、国民的漫画家・楳図かずおの「わたしは真悟」「漂流教室」など70・80年代の代表作が海外でも注目され、2022年1月28日からは東京・六本木で「楳図かずお大美術展」も開催。さらに、「わたしは真悟」の続編展示も発表され大きな話題となっている。
そしてこのたび、普段は昭和30年代の日本文芸映画を数多く特集上映している神保町シアターでは、恐怖漫画ブームに注目。伊藤潤二と楳図かずお、そして、オカルトブームに乗って70年代に一世を風靡(ふうび)した「うしろの百太郎」の漫画家・つのだじろう、3巨匠の代表作を、今年最後の特集として上映することとなった。
配信やサブスクでは観られない貴重な作品の上映もあり、季節外れ(?)とは言わせない恐怖と幻想の映像世界が展開される。