2021-10-14 05:00
乃木坂46久保史緒里、“渡せない手紙”に込められた感謝の気持ち
デジタル化が進む現代社会で、手紙の文化を大切にしている女性アイドルがいる。彼女の名前は久保史緒里。乃木坂46に所属する、今年二十歳を迎えたばかりのメンバーだ。
趣味は手紙を書くこと
レターセットや便箋を選んでいる時間でさえも楽しいという久保。同じく手紙の文化が好きな私は、それを聞いてうれしくなった。
しかし以前、とある番組で久保は「その日あった出来事で『ありがとう』を伝えたい人に『ありがとう』の内容の手紙を書くんですけど、でも恥ずかしいから渡せないんです」と打ち明けたことがあった。家族やメンバーに宛てた「渡せない手紙」が手元に何十通もあるのだとか。
手紙には肌で感じることのできない温かさがあって、その温度を決めるのは書き手の気持ち次第だ。感受性が豊かな久保は周りと比べてその熱量が圧倒的に高く、自身でもそれを理解しているからこそ、相手に重たいと思われないために渡すことを躊躇しているのかもしれない。