【BUBKA11月号】lyrical school・risano×himeが語るCreepy Nuts『Case』への異常な愛情
9月30日に発売された「BUBKA11月号」より、注目の記事を抜粋して紹介する。
Creepy Nutsを語らせたらNo.1ヒップホップアイドルのlyrical schoolのhimeとrisano。今回は先日リリースされた『Case』発売記念ということで、このアルバムについてプレイヤー目線で掘り下げてくれました!
「向こう側」のふたり
――まずアルバムを聴いての感触は?
risano 個人的に“Lazy Boy”がすごく好きで。Rさんの今の状態の忙しさを全部イメージできるし、それを3分ジャストで終えるっていう構成が本当に「すげえー!」って、思わず家族にグループラインでシェアしましたもん。「ちょっとこの曲聴いて」みたいな(笑)。そして「私もこうなりたい!」っていう目標にもなったんですよね。「忙しすぎて無理!」っていう曲を歌えるくらい売れたいなって。私もめちゃくちゃ忙しい時「うわぁー! もう無理! 逃げたい」って思うし“風来”みたいな心境になりますけど、“Lazy Boy”を聴いて、「私、Rさんより全然忙しくないな。大丈夫だ」って思えるようになって(笑)。himeはある? “風来”みたいな気持ちになるとき。
hime 一生逃げたいんだけど(笑)。逃げたさしかない、助けて(笑)。
risano risanoからも逃げたい?
hime まあね。
risano ハハハ! 笑わさないでくれ(笑)。
hime それは置いといて、“土産話”の歌詞にもありましたけど、ライムスターのライブDVDを二人で観て、「オレたちもああなりたいよな。でもまさかな……」みたいに自分たちも言ってたのに、今ではそう言われる側になってるんだよな、っていうのを今のrisanoの話を聞いてすごく実感して。
――商店街の営業にCreepyが出るような時期から見てるhimeさんとしては、「向こう側」に行ってしまうのは寂しい? それとも頼もしい?
hime 以前はこちらから情報を探さないといけなかったけど、いまはテレビに出るのは全然珍しくないし、街中の至るところでCreepyの音楽が流れてるから、丹念に追わなくても、向こうから届くようになったと思うんですね。だから本当にスターになったんだと思うし、それはちょっと寂しくも感じる部分もあったんです。でも、アルバムを聴いてどんなに規模が大きくなっても、芯の部分、寄り添ってくれる部分は変わってないし、いまも「たりてない」みたいなことを歌ってる曲もあったりして、現状での集大成だなっていうふうにも感じましたね。だから寂しいって感じる人こそ、このアルバムを聴いて欲しいし、寂しさが頼もしさに変わると思います。
――続きは発売中の「BUBKA 2021年11月号」で!
hime|5月14日生まれ、神奈川県出身。リリスク最年少ながら、ヘッズの両親のもとでスクスク成長し、ヒップホップ偏差値はかなり高い。自分で買ったいちばん古いCDはDJ松永『サーカス・メロディー』。
risano|9月28日生まれ、東京都出身。ハスキーボイスの帰国子女fromアメリカ。高校生の頃、L.A.に単身ダンス留学も。日本の文化を海外に発信する動画(#risanonews)をSNSにて絶賛配信中。
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