【BUBKA11月号】「Rの異常な愛情」前夜
9月30日に発売された「BUBKA11月号」より、注目の記事を抜粋して紹介する。
本誌連載「Rの異常な愛情」に先駆けて掲載されたR-指定インタビュー(掲載は2017年11月号。単行本未掲載)を今回は編集再録。彼のキャリアの転機となったターニング・ポイントを語ってもらった。R-指定はいかにR-指定となったのか。その転換点とは。
彼は如何にして人生の転換点を迎え 日本語ラップを愛するようになったか
――今回はRくんに人生の転換点を伺いたいと思います。
R-指定 まずは『梅田サイファー』に参加したときですね。高校1年の夏やったんちゃうかな。地元のツレだったラードっていうやつと一緒に行ったんですよね。最初は、YouTubeかなんかに上がってた梅田サイファーの動画をラードに見せてもらって、そしたら「あれ、全然、怖い感じじゃない。普通の兄ちゃん達がラップしてはるわ」って。
地元の堺にもクラブはあったんですけど、やっぱりクラブは不良でもなんでもない普通の高校生にはまだ怖い場所だったし、大阪アメ村のヒップホップ・コミュニティにもなかなか入っては行けなかったんですけど、梅田サイファーのこの感じなら俺らでも行けそうやなって。
とにかくラップを人前でもしたかったし、聴いて欲しかった。しかも、サイファーやったら人のラップも聴けるし、自分もラップ出来るしって思ったんですよね。それで梅田サイファーに飛び込んで。
――それが最初の人前でのラップですか?
R-指定 いや、その前にShing02さんや韻シスト、勝(The Flex Unite)、醍福(Ziops)、悠然a.k.a 赤い眼鏡(COE-LA-CANTH)、Gebo(Arts Of Vibes)、DJ A-1っていう、関西アンダーグラウンドのスタメンが結成してた「ASTREET」が出演してた野外イベントがあって、そのイベントの最後のオープン・マイクで初めて人前で披露したんですよね。
中3からこっそり一人でラップは練習してたんですけど、人前でやったのはそれが最初で。それで、ラードに「お前の結構上手いな」って褒められたりして、それで勢いがついて、梅田サイファーに参加したんですよね。
そしたら、そこでも最初から反応もしてもらえて、「こんなおもろいんやな、ラップって」「俺も人並みにラップは出来るんやな」って思ったんですよね。
――続きは発売中の「BUBKA 2021年11月号」で!
R-指定|大阪府出身のラッパー。高1から梅田サイファーに通いバトルやライブ活動を開始。2012年からMCバトル全国大会UMBで3連覇を成し遂げ、『フリースタイルダンジョン』の初代モンスター、そして2代目ラスボスを務める。現在はDJ松永とCreepy Nutsとして活動しながら、バラエティ番組やテレビドラマなど多方面でも活躍中。
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