【BUBKA10月号】吉田豪インタビュー 証言モーヲタ~彼らが熱く狂っていた時代~vol.16 鈴木美紗乃
プロインタビュアー吉田豪が、モーヲタたちが熱く狂っていた時代について、モーヲタ自身に直撃する濃厚インタビュー連載。今回のゲストは、アイドルフリークでもあり、アイドルコンテンツの制作も手掛ける鈴木美紗乃さんです。これまで当コーナーに登場した方々とは、ハロプロにハマった時期が違うという鈴木さんに、そのヲタ遍歴を振り返っていただきました。アイドルヲタとしてのルーツは、なんとおニャン子クラブなのだそうです。
目立とうとしてやってるわけじゃなくて、好きな気持ちが溢れてそうなっちゃったんだろうなっていう人が多かった
――なぜここに呼ばれたのか謎だと思ってるみたいですけど、いままでの連載には女性ゲストがほとんどいなかったからなんですよ。
鈴木P ホントに誰かと間違えてるのかなと思って(笑)。ただ、私が追っていたのはBerryz工房とか℃‐uteの時代だったので、あんまりモーニング娘。ではないんですけど。
――いろんなアイドルに後追いでハマった人がハロプロをどう見てたか聞ければと思います。最初はおニャン子にハマッたんですね。
鈴木P そうです。アイドルとして意識して好きになったのはおニャン子クラブが最初で。それが03年ぐらいだったんですよ。02年に昔のビデオがDVD化した時期があって。
―― 一部のメンバーがモザイクになって。
鈴木P そうです。最初は武道館のコンサートの『ザ・バックステージ』っていうDVDボックスが発売されたんですけど、そのぐらいの時期にカラオケに行って歌本を見ていたら、おニャン子クラブの欄にヘンテコなタイトルがブワーッと並んでて、すごい気になって。それでネットで調べたらちょうどDVDが出たのがわかってツタヤでレンタルしたんです。それで観たら高井麻巳子さんにひと目ぼれして。
――時代を越えても高井さんは強いなー!
鈴木P ひとりだけ輝きが違ったんですよね。それまでアイドルは、私が小学校4年生ぐらいのときSPEEDが好きで、小学6年生のときに『LOVEマシーン』が発売されて、娘。は初期はそんなにアイドルアイドルしてなかったからカッコいいなって感じで観てたんですけど、かわいらしい女性に対して自分が応援したり守ってあげたいみたいな変な気持ちが生まれたのは高井麻巳子さんが最初で。
――インタビューの続きは絶賛発売中の「BUBKA10月号」にて!
鈴木美紗乃
2010年に新卒でつくばテレビに入社。番組制作に携わるほか、AKIBAカルチャーズ劇場の支配人、アイドルグループ「ハコイリ♡ムスメ」のプロデューサーも務めた。