乃木坂46和田まあやさんが輝きを放つパフォーマンスで魅了…東京公演終了
まずはじめに、本記事で「30thSGアンダーライブ」について触れますが、大阪公演の楽しみを奪うようなネタバレは記載していませんのでご安心ください。
立川ステージガーデンで開催された30枚目シングルのアンダーライブ(以下:アンダラ)。3日間の東京公演が無事に幕を閉じ、残すは大阪公演のみとなりました。今作の活動期間をもって1期生・和田まあやさんが乃木坂46を卒業します。1期生がいるアンダラはこれが最後かもしれないという寂しさを感じながら、私は9月29日(木)の東京公演ラストを見に行きました。
もちろん、私が注目していたのは和田さんです。ライブ中の彼女はなんといっても色気のあるダンスが魅力的で、メンバーそれぞれが歌やダンスで高いパフォーマンスを見せる中、さらに上をいくパフォーマンスで桁違いの輝きを放っていました。時に奇抜な天然キャラが発揮されて場が和むのも、彼女がいてこそ生まれる温かいエピソードです。
「歌もダンスもトークもできない。お前たちは何ができるんだ?」
エピソードといえばこの日、MCで和田さんは涙を流しながら、叱られてばかりいたアンダラ初期の思い出を話してくれました。その当時は朝までメンバーと話し合い、悔しさを励みに変えていたそうです。
「あのとき頑張ってよかったと思えるときが必ず来るから、つらいことがあってもみんな頑張ろうね」と、客席のファンに向けられた彼女の優しい言葉は、私たちだけではなく後輩たちの心にも強く響いたことでしょう。
アンダラ初期とはいつのことか? 原点は8年前にさかのぼります。2014年発売の8枚目シングル『気づいたら片想い』幕張メッセでの全国握手会後に、楽天カード会員限定で開催されたのが最初です。全国握手会のミニライブとは集客人数が雲泥の差でした。参加条件や開催時間が未成年と遠征組にとって厳しかったという部分もありますが、このアンダラに参加した私は、大きな会場なのに前方ブロックしか解放されていない小さな客席エリアを見て驚いたのを今でも覚えています。