乃木坂46和田まあやさんが輝きを放つパフォーマンスで魅了…東京公演終了
和田さんは8枚目シングルの選抜メンバーだったため、同年発売の9枚目シングル『夏のFree&Easy』ブルーシアター六本木でのライブが彼女にとっての初アンダラでした。この頃の和田さんは今のように大きく目立っていた訳でもなく、逆に控えめな存在だったように思えます。13歳で乃木坂46の結成メンバーとなり、年少組だった彼女も加入から11年、今では後輩を支えるお姉さん組になりました。大人になっても天然なトークは相変わらずで、それが彼女の良さであり、アンダラの苦しい時代を乗り越えられた要因の一つだと私は思っています。
和田さんは楽曲の振り付けを再確認する上でも欠かせない存在となりました。初期の楽曲の振り付けを細かい部分まで知っているのは今となっては1期生だけとなり、振り付けの先生からも頼られる存在です。ただ、周りからダンスに関して頼られる一方、歌については2期生の伊藤かりんさんを頼りにしていた和田さん。伊藤さんがグループを卒業してからは誰を頼りにしていたのか気になりますが、そんなおちゃめな一面もあります。
乃木坂46は今年の夏、世代交代を意図した内容の全国ツアーを開催しました。アンダラもついにそのときが近づいてきたようです。和田さんが経験してきたアンダラを、後輩たちが受け継いでくれると私は信じています。
帰り際、初めてアンダラを見たと思われるファンが口にしていた言葉が忘れられません。
「アンダーライブってこんなに楽しいんだね!来てよかった!」
私が見てきたアンダラの歴史も誰かに受け渡すことができた気がして、うれしい気持ちになりました。
チューリップの花言葉は「思いやり」を意味するそうです。和田まあやさんにぴったりなお花ですね。