プロレスラー・山本喧一(ヤマケン)が語る「令和UWF構想」への想いと苦悩
1993年にUインターの門を叩いた、Uのはぐれ狼・山本喧一。現在では、YouTubeチャンネルを開設し、現役時代の経験を語ることでファンからの支持を得ている。しかし、そのYouTubeはあくまで「令和UWF構想」という大願への布石に過ぎなかったと言う。今回は、Uインター再集結の苦悩と古巣への想いを余すところなく語ってもらった。
マット界のガーシーch
――ヤマケンさんは以前、ご自身のYouTubeチャンネルで、『BUBKA』の長井満也選手のインタビュー感想動画を上げられてましたよね?
山本喧一 ああ、やりましたね! あれは自分が読んでも衝撃的な内容でしたから。長井さんはリングスでデビューされて、98年に僕がリングスに移籍したときはもういなかったんで、すれ違いなんですよね。だからそんなに面識はなかったんですけど。あのインタビューを読んで、「長井さんはやっぱり“U”の人やな。シュートの心を持ってる」って思いましたもん。
――性格穏やかな方ですけど、自分が許せないことに関しては、実名出してズバズバ批判してましたもんね(笑)。
山本喧一 その矛先が、温厚なイメージの山崎(一夫)さんにも向いてましたからね(笑)。自分たちの世代だと山崎さんは歳が離れすぎてて、道場で何かされたような記憶ないんですけど、若い頃はそんなことがあったんだな、と。
――長井さんのインタビュー記事は、プロレス誌ではなく『BUBKA』という一般誌に掲載されたんで、当初は一部の人にだけ話題だったんですけど。ヤマケンさんがYouTubeで取り上げたことですっかり広まっちゃって。おかげで今、「長井満也」で検索すると、第2検索ワードのトップに「山崎一夫」が出てくるようになっちゃいましたから(笑)。
山本喧一 マジですか。ウチのYamakenTubeもなかなか影響力ありますね(笑)。
――でも影響力がありすぎて、なんでもUWF系の某大御所から内容証明が届いてしまったとか(笑)。
山本喧一 そうなんですよ(苦笑)。べつに嘘は言ってないし、悪口も言ってないんですけどね。大御所のトークライブの時、お客の誰かが俺のYouTubeに関して質問したらしいんです。そしたら「(口調モノマネで)ヤマケンのYouTubeやけど、あれはYouTubeちゃうねん。“告げ口Tube”ちゅうねん」って、「告げ口Tube」のレッテルを貼られてしまいましたから(笑)。
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