ヒャダイン的サ道探求記「狂い焚きサウナロード」改修前の「神戸サウナ&スパ」での珍事件
あの名物支配人がいる西の名施設にいったよ
ども。「神戸サウナ&スパ」。言わずとしれた名施設です。番組『サウナを愛でたい』でもお邪魔しましたし、名物支配人、ツムツムこと津村さんには番組特番の為に年の瀬の「草加健康センター」まで来ていただきました。30分に1回のアウフグースサービス、11.7℃の水風呂、浴室を駆け抜ける風・六甲颪(おろし)。数種類のサウナ室、といたれりつくせりなんですが、今回ツムツムから「フィンランドサウナを改装するので壊す前に入りにきてください」とLINE。週一回大阪で朝の情報番組に生出演しているもんですから帰りの飛行機の時刻を遅らせていざ神戸三ノ宮。
入るやいなやツムツムによるお出迎え。早々にダジャレも飛び出したりして絶好調ですねえ。関西のサウナらしくサウナパンツに着替えて早速浴室へと。どかんと広がる浴室は相変わらず空気の通りが最高! 別の言い方したら、寒い!! 風通し良すぎてマッパの自分には少し寒く、さっさとシャワーで体を洗って温めてまずはメインサウナ室へ。以前ここで七夕ロウリュというスペシャルイベントを経験したなあ、とコロナ前を思い出します。フロアやマッサージの女性がスペシャルでロウリュしてくれたんですがそのぎこちなさがよかったんだよな。今やコロナ禍とはいえみんな紳士。不要な会話をせず混んでいるサウナ室で真摯に汗をかいています。自分もその中の一人に溶け込みじっくり発汗。そして汗流しをしたら11.7℃の水風呂へ! 水質がいいので冷たいのに痛くないのが特徴ですね。ちなみにこの11.7、というのは阪神淡路大震災の1・17を忘れないため、とのことです。
続いて肝心のフィンランドサウナへ。テレビもなくかろうじて12分計があるストイックな室内は先程誰かがロウリュしたのでしょうか、いい感じの蒸気で気持ちいい! 湿度も温度も好みのタイプで「え、これの何が改修必要なんだろう」と思いながら心地よく過ごしているとツムツムがスーツのままおもむろに入室。「えー、このフィンランドサウナは25年の歴史を終え、5月9日から約2カ月の改修工事に入ります。改修後はケロ材を使ったサウナ室、さらに椅子を50cm上げて天井に近い座席を作る予定です」と。おお! それはよい。確かに天井から遠かったんだよなあ。サウナは天井まで拳一つ分が最高、と言われてますし。
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ヒャダイン|音楽クリエイター。1980年大阪府生まれ。本名 前山田健一。3歳でピアノを始め、音楽キャリアをスタート。京大卒業後、本格的な作家活動を開始。様々なアーティストへ楽曲提供を行い、自身もタレントとして活動する。
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