2022-05-05 20:00

作編曲家・Rillsoul「ブラックミュージックの入り口になるような音楽を作りたい」

――つばさのスクールで働くことになったきっかけは?

Rillsoul 普通に求人サイトで見つけました。日本に帰ってきて、音楽に携わる仕事をしようかなと思って求人サイトを見ていたら、つばさがあったので。

――Especiaが始まった当初、ああいったガールズグループについてどんなふうに思っていたのでしょうか。

Rillsoul 今だから言えますけど、結構ありえないなという感じでした(笑)。

――本場で学んだ身からするとそうですよね。

Rillsoul でも、関わっていくうちにちょっとずつアイドル文化、オタク文化をわかってきて。多分、アイドルに対して偏見があったんだと思います。Especiaは曲がかっこいいし、コンセプトもちゃんとしているので、「アイドル=かっこ悪い」というのがなくなっていきました。自分が覚えてるのは、Especiaのイベントを手伝ったときに、お客さんがみんなDJとかだったんですよね。

――当時はクラブシーンとも繋がりがありましたもんね。

Rillsoul それは驚きでした。これはちょっと違うなと。音楽好きが聴いてるアーティストなんだな、というところから気持ちが変わっていったのは覚えています。

――理解が深まっていったんですね。『WestPhilly』はJ・ディラやソウルクエリアンズの仕事を想起させる思い切ったプロダクションでした。

Rillsoul じつはそれを言いたかったんですよね(笑)。Especiaの楽曲はメインにSchtein&LongerやPellyColoがいて、安定のクオリティだったので、僕はそれとは違うコアなほうに行けたというが本音です。あのときは「ソウルさんの好きなようにやってください」というオーダーだったので、アイドルがやったことないようなやつをやろうと思って、それこそJ・ディラとかディアンジェロ的な、リズムをずらしたりうねらせたりするようなネオソウルな曲を作ろうと思ってました。

Twitterでシェア

関連記事

BUBKA RANKING11:30更新

  1. 乃木坂46寺田蘭世さん「清々しい気持ちでいっぱい」後輩たちに残したもの
  2. 宮戸優光「前田さんとの関係が、第三者の焚きつけのようなかたちで壊されてしまったのは、悲しいことですよ」【UWF】
  3. R-指定(Creepy Nuts)が語るスチャダラパーの時代
  4. 「舞台俳優」中村麗乃23歳の大願成就!乃木坂46の看板を背負い、憧れ続けた「あの人」が演じたヒロインへの道
  5. 乃木坂46星野みなみ「こっちもスッキリしたし飛鳥が言ってくれて良かった」
  6. “天真爛漫なプリンセス”掛橋沙耶香さん、6年間本当にお疲れさまでした
  7. 船木誠勝「ガチンコでやれば八百長って言われなくなる 単純にそう思ってましたね」【UWF】
  8. 田村潔司「解析UWF」第13回…リングスのエースの座を継承するに至るまで
  9. 【BUBKA12月号】吉田豪インタビュー 証言モーヲタ~彼らが熱く狂っていた時代~vol.18 吉泉知彦(古泉智浩)
  10. 掟ポルシェ「まさのりさんは、50歳なのに『はじめてのおつかい』に出てくる幼児を見てるみたい」
  1. 櫻坂46『4th YEAR ANNIVERSARY LIVE』ZOZOマリンスタジアム史上最高動員数を記録
  2. 乃木坂46賀喜遥香の表紙カット解禁!流木に座る姿が印象的な1枚
  3. 櫻坂46・4th YEAR ANNIVERSARY LIVE完遂!山﨑天「推していて損はさせない」
  4. 乃木坂46五百城茉央、萌え袖&美脚の破壊力…1st写真集より先行カット到着
  5. 日向坂46松田好花のラジオが聴取率V4!“ああ言えば松田”で局の「偉い人」にも噛みつく“名物”クレーマー松田も復活‼
  6. 選抜の噛ませ犬じゃない!乃木坂46最新アンダーライブ極私的過剰考察「私、アンダーメンバーの味方です」
  7. 「おいBUBKA編集部、“名物”クレーマー松田ってどういうことだ!」日向坂46松田好花、真夜中の怒りとクレーマーとしてのホコリ!?
  8. 響き渡る“乃木坂46”&“葉月”コール!向井葉月から奥田いろはへ、涙の抱擁と共に受け継がれる「乃木坂らしさ」
  9. 日向坂46 の逆襲が始まる東京ドーム公演に注目せよ!明暗分かれた『紅白』出場者から考える坂道3グループの現在地
  10. 元レースクイーン川村那月、お嬢様風役衣装公開に反響「プリンセスみたい」「ポニーテールお似合い」