作編曲家・Rillsoul「ブラックミュージックの入り口になるような音楽を作りたい」
楽曲派という言葉が死語になる前に伝えることがある!ということで始まった当連載。今回は、EspeciaやHALLCAに作編曲、YORUWAKOREKARAではプロデューサーを務めた作編曲家・Rillsoulが登場。アメリカ仕込みの彼の音楽性がどのようにしてアイドルと巡り会ったのか、その経緯について聞いた。
アイドル×ソウルの化学反応
――Rillsoulさんとは以前、何度かご挨拶をさせていただいて。当時はEspeciaのボーカルの先生という印象でした。もともとつばさでボイストレーナーをやられていたんですよね。
Rillsoul はい。Especiaが在籍していたつばさレコーズの手掛けるつばさミュージックスクールという、若手を発掘するところに入っていて。そこで清水(Especiaのマネージャー:清水大充)と出会ったんですけど、僕は作曲もしていたので「なにか曲書けないですかね?」と言われたのがきっかけで、Schtein&Longerなんかとも知り合っていって。それで『Funky Rock』という超初期の曲を書きました。1作目からエンジニアもやっていたので、ボーカルレコーディングもほぼすべて関わらせてもらいました。
――つばさに入る前はフィラデルフィアに留学されていたんですよね。
Rillsoul 2年弱くらいいました。昔、歌をやってたんですけど、英語を知らんのに歌われへんよな、ちゃんと理解したいなと思って留学したんです。ニューヨークも考えてたんですけど日本人が多いと聞いていたし、フィラデルフィアには好きなアーティストも多いので、そっちに行ってみようかなと。そこで勉強しつつ、フィラデルフィアとニューヨークのオープンマイクをやっているところに歌いに行ったりしてました。
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